デヴィッド・ドゥカヴニー主演『アクエリアス』、シーズン2で打ち切りへ

海外ドラマ『X‐ファイル』のフォックス・モルダーFBI捜査官役で知られる俳優デヴィッド・ドゥカヴニーが主演・製作総指揮を務める海外ドラマ『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』の打ち切りが決まったという。同ドラマはシーズン2が最後となる。
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『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』は激動の1960年代が舞台。1969年にロマン・ポランスキー監督の妻で女優のシャロン・テートなどを殺害したグループのリーダー的存在でカルト指導者のチャールズ・マンソンや、過激な黒人解放運動を展開したブラックパンサー党などの事件を追うロサンゼルス市警の刑事サム・ホディアックの姿を描く。
米NBC局で2015年から放送が始まり、シーズン1の途中でシーズン2の制作が決定したが、TV Lineによると2シーズン共に視聴率には悩まされたとのこと。2016年1月に始まったシーズン2は、シーズン途中の8月初旬に放送日時が木曜日から“テレビの墓場”として知られる時間帯の土曜夜に移動になったことで、存続が危ぶまれていたという。
デヴィッドにとっては残念な結果となったが、『X‐ファイル』ファンにとっては嬉しい流れになるかもしれない。『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』のキャンセルにより、デヴィッドのスケジュール調整が楽になり、『X‐ファイル 2016』に続く新シーズンの制作を後押しする可能性がある。9月に米Fox局のデヴィッド・マッデン氏は『X‐ファイル』シーズン11について、デヴィッドと共演のジリアン・アンダーソンと協議を進めているが、スケジュール調整がネックになっていると話していたという。