土屋太鳳、佐藤健は「私の目標です」 『8年越しの花嫁』W主演で映画化決定

関連 :
動画投稿をきっかけに一気に話題が広がり、2015年7月には「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」として書籍化もされた、あるカップルに起きた実話が、佐藤健と土屋太鳳のダブル主演により映画化されることが決定した。タイトルは『8年越しの花嫁』。
【関連】「佐藤健」フォトギャラリー
結婚を約束した一組のカップル、尚志と麻衣。結婚式の3ヵ月前、突然の病気が麻衣を襲い、長い昏睡状態に。それでも尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。その祈りが届いたのか、麻衣は徐々に意識を取り戻すが、記憶障害により尚志の記憶を失う。ショックを受けながら、それでも諦めず来る日も来る日も麻衣のもとへ通い続ける尚志。そして、8年の年月が経った頃、ついに2人に奇跡が訪れる…
本作のモデルとなったのは、岡山県の中原尚志・麻衣夫婦。交際から2年目の記念日にプロポーズ、挙式を待つ中麻衣を突然病が襲う。そして長い昏睡状態とその後のリハビリを経て、8年後に晴れて挙式。その時の映像が「ユーチューブ」に投稿され、瞬く間に口コミで広がり話題となったという。
今回、尚志役を佐藤が務め、麻衣役を土屋が演じる。2人の共演は、映画『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』以来、3年ぶり。カップル役は今回が初となる。メガホンをとるのは、『64 ロクヨン前・後編』などを手がけた瀬々敬久監督。脚本を担当するのは、来年のNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』の脚本も手がける脚本家・岡田惠和。
「現実にこんな人生が有り得るのかと、心が震えました」と、このドキュメンタリーに感動した佐藤は「この、あるカップルに舞い降りた奇跡の実話を、少しでも多くの方に伝えたいという想いで、この役を引き受けさせて頂きます」と出演への意気込みを語る。
また土屋も佐藤と同じくモデルとなった2人の奇跡に感銘を受けるとともに、再び共演する佐藤に「魂を削り役を生きる背中は、常に私の目標です。全力で、ぶつかります」と、熱い思いを伝えている。
映画『8年越しの花嫁』は2017年冬より全国公開。