シルヴェスター・スタローン、帰還兵の体験を描く映画で監督&出演

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映画『ロッキー』シリーズや『エクスペンダブルズ』シリーズの大物俳優シルヴェスター・スタローンが、実在の米兵トラヴィス・ミルズのベストセラー回顧録『Tough as They Come(原題)』の映画化で監督を務めると共に、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)の俳優アダム・ドライバーと共演するという。
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『Tough as They Come(原題)』は戦場で大怪我を負った米陸軍二等軍曹のトラヴィス・ミルズの体験を描く。トラヴィスは戦場での怪我による四肢切断で生存することができた5人の兵士の1人だったとのこと。映画は苦悩するミルズと彼を支え続けた義理の父親との関係を中心に描くという。
アダムがトラヴィスを、スタローンが義理の父親クレッグ・バックを演じるとのことだ。まだ決定ではないが、フォックスのもとで映画化が進むことになりそうだ。
2016年12月に米次期トランプ政権の閣僚入りを断ったと伝えられたスタローン。芸術振興よりも復員兵士達への支援に貢献したいというのが断った理由だったとのことだが、『Tough as They Come(原題)』がスタローンの思いを形にする1作品になりそうだ。