バカンスが悪夢に…指名手配犯となった若き医師の逃亡劇『逆行』予告解禁
映画
異国でのバカンスを楽しむつもりが、激情にかられた行動から指名手配犯となったアメリカ人医師の逃亡劇を描く映画『逆行』の緊迫の予告編が公開された。
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本作の舞台は、東南アジア・ラオス。NGOの医療活動に従事するアメリカ人医師のジョンは、激務で疲れ切った心身を癒すために、南部のリゾート地を訪れた。ある時、バーで酩酊した後、宿へ戻る途中に、地元の女性を暴行した外国人観光客ともみ合いになり、図らずも相手を撲殺してしまう。投獄されることを恐れたジョンは、必死の逃走を重ね、隣国のタイを経由してアメリカへ帰国する道を探るのだが…。
監督は、本作で長編デビューを飾った、カナダのジェイミー・M・ダグ。濃密なサスペンスと人間ドラマを見事に融合させた本作で、カナダ版アカデミー賞（カナダ・スクリーン・アワード）の最優秀新人作品賞ほか複数の賞を受賞した。また、主演は『24‐TWENTY FOUR‐』のキーファー・サザーランドの異母弟であるロッシフ・サザーランドが務める。
言葉も通じず、あらゆる文化、習慣が違う異国の地で警察に終われる孤立感と恐怖感をヒリヒリするような緊張感で映し出した本作。公開された予告編では、冒頭から血まみれの主人公が映る。そして、人を殺めてしまい、完全アウェーの中、逃亡する青年の姿がリアルに描かれている。逃亡の果てに、どんな結末が待っているのか。観る者の正義が試されるというラストとは。極限状況に置かれた青年がたどる壮絶な運命はぜひ本編で確認してもらいたい。
映画『逆行』は、3月11日より全国順次公開。
