ペットのリスが泥棒からお家を守った!「泥棒が去るまでリスが攻撃をやめなかった」

番犬ならぬ、番リスの誕生である。アメリカ・アイダホ州に住む男性宅で、リスが空き巣に勇敢に立ち向かったのだ。その後捕まった犯人の男の手には複数の引っかき傷が残されており、男はその傷がリスによるものだと認めていると言う。海外メディアUPIが報じた。
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アイダホ州在住のアダム・パールは、ペットのリスを家に残し外出していた。リスの名前はジョーイだ。そして帰宅した際に、パールは幾つかの侵入の形跡に気づいた。
「正面玄関に来た時、道路とうちのガレージの間から家へと続く跡が雪の上に残っていたんだ。普通通る人はいないから、何かがおかしいと感じた」とKIVIにパールは語る。その後自分の部屋に入ったパールは、銃などをしまうガンロッカーの周りに傷があることを確認。疑いが確信へと変わった。
彼は警察に通報し、地元メリディアン警察官のアシュリー・ターナーが現場に駆けつけた。ターナーは数時間で容疑者を見つけ出し、ジョーイが犯人に引っかき傷を残していたことを確認。
「ターナーは尋問をしている時、犯人の手に引っかき傷があることに気づいて『その傷はあのリスによるものですか?』と質問し、犯人は『ああ、あのいまいましいリスは俺が去るまで攻撃をやめなかった』と答えたそうです」とパールは語る。
パールは盗まれたものを取り戻し、ジョーイにご褒美として大好物のキャンディーなどをあげたという。