『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督、ミュージカルTVドラマでメガホンか
2014年の話題の映画『セッション』に続き、2016年にミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』を放ち、今年のアカデミー賞では史上最年少で監督賞に輝いたデイミアン・チャゼル監督が、ミュージカルベースのテレビドラマ『The Eddie(原題)』でメガホンを取るという。
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Varietyによると、放送局は現在決まっていないとのことだが、チャゼル監督の手がける作品とあり、買い手が決まるのは時間の問題だろう。元々は音楽家を目指していたというチャゼル監督が得意分野を生かして精巧に作り上げていくドラマは、フランスのパリが舞台になるという。
『The Eddie(原題)』は現代の国際都市パリを舞台に、クラブとそのオーナー、そのクラブの専属バンド、そして彼らを取り巻く活気溢れるパリの街を描くミュージカルドラマになるとのこと。まるで映画『ラ・ラ・ランド』でライアン・ゴズリングが演じたセバスチャンが、別の世界に存在しているような世界観だ。
『セッション』や『ラ・ラ・ランド』では自ら脚本を書き下ろしたチャゼル監督だが、『The Eddie(原題)』の脚本は映画『ハリー・ポッター』シリーズの続編舞台版の脚本を執筆したジャック・ソーンが担当するという。マイケル・ジャクソンのアルバム『バッド』に収録された楽曲『マン・イン・ザ・ミラー』などを作詞・作曲したグレン・バラードや、海外ドラマ『シックス・フィート・アンダー』のアラン・ポールが製作総指揮に名を連ねる。