ダニエル・ラドクリフが“死体役”で主演 『スイス・アーミー・マン』9月公開

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ダニエル・ラドクリフが主演を務め、とポール・ダノ共演の映画『Swiss Army Man』が『スイス・アーミー・マン』の邦題で日本公開が決定した。本作は2016年のサンダンス映画祭で監督賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀長編映画賞と主演男優賞、ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では観客賞を受賞するなど、数々の映画祭で注目を浴びている話題作だ。
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無人島で助けを求める孤独な青年ハンク(ポール・ダノ)。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにその時、波打ち際に男の死体(ダニエル・ラドクリフ)が流れ着く。死体はガスを発しており、勢いよく沖へと動きだす。ハンクは意を決してその死体にまたがると、ジェットスキーのように発進し無人島を脱出しようと試みるという、愛する人の元に帰るため、青年と死体が繰り広げる奇想天外なサバイバル・アドベンチャーとなっている。
ラドクリフが主演にして熱演するのはまさかの死体役。死体と共に家を目指す青年役にポール・ダノ。ヒロインを『10 クローバーフィールド・レーン』や『遊星からの物体X ファーストコンタクト』のメアリー・エリザベス・ウィンステッドが演じる。監督は本作が長編映画デビューとなるCMディレクター出身のダニエル・クワンとダニエル・シャイナート(通称:ダニエルズ)が務める。
『スイス・アーミー・マン』は9月より全国公開。