エド役の朴ろ美、『ハガレン』への想いを語る「聖書的なものに近い」

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声優の朴ろ美、釘宮理恵が、12日に都内で実施された映画『鋼の錬金術師』ファンイベント【第一部:漫画・アニメの部】に登壇。アニメ版で主人公の声優を務めてきた朴は、「聖書的なものに近い存在にはなっている気がします」と作品への想いを語った。
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発行部数が世界累計で7000万部を超える同名人気コミックを実写化した本作は、錬金術が存在する世界を舞台に、エドワード(山田涼介)&アルフォンス・エルリック兄弟が繰り広げる冒険を描くSFアクション。キャストには、本田翼、本郷奏多、佐藤隆太、ディーン・フジオカ、松雪泰子も名を連ねる。
アニメ版でエドワードの声優を務めてきた朴は、「魅力がありすぎて一言では語れませんけど、私の中ではバイブルというか、聖書的なものに近い存在にはなっている気がします」としみじみ。アニメのお気に入りシーンを紹介するコーナーでは、名台詞「一は全、全は一」にまつわるシーンを選び、「終わって何年も経ちますけど、たまにしんどいなあと思うことがあっても、『一は全、全は一。そっか、流れの中なんだよな』みたいな気持ちになるんですよね」と、このセリフを励みにしていることを明かした。
一方、アルフォンスの声優を務めてきた釘宮は、実写化や、9月16日から開催される「鋼の錬金術師展」の開催について「埋もれてほしくない作品なので、こうやって時を経ても、また新たなものが生まれてくるっていうのが、『鋼』ってすごいんだなあって、改めて感じましたね」と笑顔で語った。当日は、朴と釘宮が展覧会で音声ガイドを担当していることも発表。2人はエドワードとアルフォンスが原画コーナーを訪れた設定で生アテレコを披露し、会場に詰めかけたファンを喜ばせていた。
映画『鋼の錬金術師』は12月1日全国公開。