『フランケンシュタインの花嫁』再映画化、脚本修正で制作延期

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米ユニバサール・ピクチャーズが、トム・クルーズ主演『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を第1弾に始めた、往年のモンスター映画を再映画化するプロジェクト「ダーク・ユニバース」。そのうちの1作である映画『フランケンシュタインの花嫁』リブート版が2019年2月14日(現地時間)の全米公開スケジュールから外されたという。
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Varietyによると、今年2月にロンドンで制作が本格始動する予定だったが、脚本を最高の仕上がりにしたいという監督・脚本のビル・コンドンの意向を受けて、制作の進行にストップがかかったとのことだ。脚本の出来は悪くないが、コンドン監督は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の脚本を担当したデヴィッド・コープと共に、自分達の構想を脚本により反映させる修正を加えているという。
スタジオ側は声明の中で「この特別な作品をよりよくまとめるためには、もっと時間をかける必要があると知りながら、公開日に合わせるために事を性急に進めるのは本望ではありません。ビルは実力を立証済みの監督です。今後も本作で協業することを楽しみにしています」と発表しているとのことだ。
フランケンシュタインの花嫁役にはアンジェリーナ・ジョリーの名前が挙がっていたが、アンジェリーナはまだ出演を決めていないという。一方、フランケンシュタイン役は、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17)の俳優ハビエル・バルデムに決まっているそうだ。
今年7月に日本でも公開された『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は北米興行収入が予想を下回る結果に終わり、約8010万ドル(約90億2326万円)に留まった。世界興行収入は約4億900万ドル(約460億6970万円)だった。