『ワイルド・スピード9&10』、ヴィン・ディーゼルがJ・リン監督の“復活”示唆

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第9弾と第10弾をもって幕を閉じると伝えられている人気カーアクション・メガシリーズ『ワイルド・スピード』。主人公のドムことドミニク・トレットを演じる俳優ヴィン・ディーゼルによると、同シリーズの功労者で8作のうち4作でメガホンを取ったジャスティン・リン監督がシリーズに監督として返り咲くという。
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ヴィンは現地時間25日、自身のFacebookで満面の笑みを浮かべながら、ライブストリーミングを行い「トップシークレット」と言いながら、シリーズ最新作の舞台セットをチラ見せ。「監督は誰だと思う?」とカメラに向かって呼びかけ「『ワイルド・スピード』シリーズ4作の父」、「『ワイルド・スピード』のサガ、神話の立役者」「この素晴らしいシリーズの復活を支えた人物」とヒントを与え、リン監督を映すと「ジャスティン・リンだ」と宣言した。本件について米ユニバーサル・ピクチャーズからはコメントが出ていない。
ヴィンはリン監督について「『ワイルド・スピード』神話のDNAが刻まれている」と表現し、誰よりも早くセットに乗り込むことに意欲的だったという。さらにヴィンは画面の中にミア役の女優ジョーダナ・ブリュースターを迎え入れ、彼女の復帰を発表した。ジョーダナ演じるミアは、ドムの妹で亡きポール・ウォーカー演じるブライアンの妻だ。ポールのシリーズ最後の出演作となった7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』で、ブライアンが家族を優先し、グループを去ることに決めているため、8作目の『ワイルド・スピード ICE BREAK』には登場しなかった。
『ワイルド・スピード』シリーズについては、ヴィンとルーク・ホブス役のドウェイン・ジョンソン、ドウェインとローマン役のタイリース・ギブソンの確執などが取り沙汰され、キャストの不協和音が心配の種になっていた。シリーズの最終章にふさわしく、リン監督とジョーダナが復活するのであれば、朗報以外の何ものでもないだろう。