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第2回 池田純矢のムビログ!

映画

◆入江監督が日本を代表する監督になる日も近い
 入江監督と言えば、『SRサイタマノラッパー』シリーズや、『日々ロック』『ジョーカーゲーム』など、革新的な手法で、見た事のないような実験的なカット割りや、熱と勢いで呑み込んでくるような、どちらかと言えばフレッシュでロックな作品イメージが強かった。
 
 しかし本作は、演出やカット割り、編集や音楽に至るまで恐ろしい程に王道中の王道の選択の連続。誰もが待ってました!と思ってしまうほどに突き詰められたメジャー感にはまるでハリウッド映画を観ているような感覚にさせてくれる。ショッキングな作品ではあるものの、どこかお茶の間で家族でも観れてしまうのではないかとさえ感じるこの作品は、今までの入江悠監督とは真逆の、しかし確実に入江悠監督の魅力に溢れた作品だ。今後、日本映画界を代表する映画監督になる日も近いのかも知れない。

 …と、私ごときが何を偉そうに、と思われてしまうかも知れませんが、それでもこの衝撃を伝えたい!と思い書かせて頂きました。入江悠監督のこれからの作品にもぜひ注目していきたいですね。まだまだ寒さが続きますので、お身体には充分お気を付け下さい。そして夜長とは言っても夜更かしはほどほどに。それでは、また次回まで。

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