マット・デイモン、物議を醸したセクハラ問題に関するコメントを謝罪

2017年10月に勃発した大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインのセクハラ騒動。ハリウッドにセクハラ論争が吹き荒れる中、12月にテレビ出演した俳優マット・デイモンが「すべてを一括りにするべきではない」と発言して反感を買い、女性版『Ocean’s 8(原題)』のマットのカメオ出演をなくすよう訴える嘆願運動まで起こる騒動となったが、この度前言を撤回し謝罪した。
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Us Weeklyによると、マットは現地時間16日、朝の情報番組『Today(原題)』に出演し、「この論争に加わる前に、もっとよく話に耳を傾けるべきだった」と、後悔を露わにしたという。
マットは昨年、ニュース番組『ABC News(原題)』に出演した際、「誰かのお尻を軽く叩くのと、レイプや未成年に対する性的虐待は違う。どちらの行為も間違いなく、立ち向かって根絶させないといけないが、一緒くたにされるべきではない」と発言し、被害者に対して配慮に欠ける発言と取られて、バッシングに遭っていた。
改めて自分の発言が浅はかだったことを悟ったというマット。「僕は自分の行動や発言で誰かにさらなる苦痛を負わせるようなことはしたくない。だからその件に関しては心から謝罪します」と続けたという。「Time’s Up(セクハラや性的虐待の被害者に対する支援)の活動に関わる女性の多くは僕の親愛なる友人だ。僕は彼女たちが大好きで尊敬している。彼女たちの活動をサポートするし、変化を担う一員になりたいと思っている」と、協力することを約束している。