ももクロ・百田夏菜子、リーダーに必要なことは「一旦待つ」 持論を明かす

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ももいろクローバーZの百田夏菜子が19日、都内にて行われた映画『ブラックパンサー』の吹替版完成披露試写会に登壇した。本作で、主人公ティ・チャラの妹でありワカンダNo.1の天才科学者・シュリの声優を務め、“ももクロ”のリーダーでもある百田は、舞台挨拶中、映画の内容にちなみ「リーダーに必要な心得」を問われると「一旦待つ」と回答。その心とは…。
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この「一旦待つ」という心得について「たとえばお弁当を選ぶときとか、4つあるけどどれがいい? というときに、一旦待つことがグループを上手くやっていく秘訣です」と話し、笑いを誘った百田。だが「グループで話し合いのときに私1人がベラベラ話すよりも、まず一旦みんなの声を聞いたりだとか、取材のときも、リーダーとして私が答えるべきところ以外は一呼吸おいて、誰か話し始めるかを待つ。それでやばいと思ったら自分が話すようにします」と、メンバーの意見や持ち味を引き出す、独自のリーダー哲学を垣間見せていた。
そして本作を観て、「主人公のブラックパンサーはみんなの意見を聞こうとしている。そういうところを見て、間違ってなかったんだなと思いました」と微笑んだ。
百田はアニメ吹き替えの経験はあるが、実写声優は今回が初体験。「もとの女優さんがいらっしゃる中での吹き替えだったので、役者さんにどれだけ近づけて、どれだけテンションを合わせられるかが大事だと思ったんですけど、でも近づきすぎても合わなくなってしまったり、シュリの天真爛漫さがなくなってしまったりするんだなということを、演りながら学ばせていただきました」と振り返った。
シュリを演じているレティーシャ・ライトとは一歳違いということで「お会いできたら話が盛り上がりそうだなと勝手に思っています」と微笑んだ。また舞台挨拶には特別ゲストとして藤岡弘、も登壇した。
マーベル・スタジオ最新作の『ブラックパンサー』は、“国王”と“ヒーロー”、2つの顔を持つマーベル史上最もクールでミステリアスな 新ヒーローが登場。マーベル作品としては異色の重厚な人間ドラマが描かれることで、公開前から話題となっている。
映画『ブラックパンサー』は3月1日より全国公開。