稲垣吾郎×長谷川博己×阪本順治、『半世界』場面写真到着

稲垣吾郎と長谷川博己が共演する阪本順治監督の映画『半世界』から、場面写真とクランクアップコメントが到着した。稲垣は撮影を「映画職人の皆さんがこだわりぬいて丁寧に丁寧につくりあげていく現場というのが僕にとっては最高でした」と振り返っている。
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美しい地方都市を舞台に、炭焼き職人の紘(稲垣)、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介(長谷川)、紘と瑛介の同級生の光彦(渋川清彦)、紘の妻の初乃(池脇千鶴)らが織りなす人間模様を描く本作。解禁された写真には、炭焼き小屋で炭焼き職人として生計を立てる紘の姿と、元自衛官の瑛介が森で佇む様子が収められている。
稲垣は「実際触れたことのない世界、全く未知の世界なのですが監督が導いてくださりスタッフの方がこの世界観を作っていただきあがりがとても楽しみです。映画職人の皆さんがこだわりぬいて丁寧に丁寧につくりあげていく現場というのが僕にとっては最高でした」と撮影を述懐。「こういう風に見てくださいという映画ではなく観る人一人一人にゆだねることができる映画だと思うのでこれから観ていただいてその反響が楽しみです」とも話している。
一方の長谷川は「毎日すごく充実していて、あっという間に終わってしまいました。今までやったことのないようなことを、役を通して経験できました。覚えることもたくさんあったのですが、いろんな人生があるなと考えるきっかけになりました」と回想。そして「あの炎を見つめていると何か癒されます、不思議ですね。炭焼き職人といった職人という人生もあり、こういう人生だったら自分はどうだったろうと考える機会になりました」とコメントしている。
映画『半世界』は2019年全国ロードショー。