吉沢亮、新ドラマ『GIVER』で感情が欠落したダークヒーローに挑戦

関連 :
俳優の吉沢亮が、人気ミステリー小説を映像化した7月スタートのドラマ『GIVER 復讐の贈与者』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)で主演を務めることが発表された。復讐代行業の主人公を演じる吉沢は「なかなか見たことのないドラマが生まれる予感がしております」と語っている。
【写真】ドラマ24『GIVER 復讐の贈与者』フォトギャラリー
本作は、伊坂幸太郎や恩田睦、乙一らのベストセラー作家が絶賛する日野草の小説『GIVER 復讐の贈与者』シリーズを映像化する新感覚リベンジミステリー。復讐をテーマに、復讐する側とされる側の人間模様をノワール調のスタイリッシュな映像で活写していく。吉沢が演じるのは“復讐代行”を生業とする男・義波。義波は、生まれつき感情が欠落している青年というキャラクターだ。
義波は、淡々と他人の復讐を請け負い、完璧に仕事をこなす男。依頼者は同級生を殺された女子高生、結婚詐欺にあった女性、連続殺人被害の家族などさまざま。彼の仲間は数人で、統率しているのはTAKERと呼ばれる謎の少女だ。第1話では、家族連れでにぎわう休日の展望台に銃を持った一人の若者が立てこもる。見境なく居合わせた人々に危害を加えようとする青年の真意とは…?
復讐代行業者を演じることになった吉沢は「人の恨みや嫉妬などかなり汚ったない部分が描かれるわけですが、台本を読むと爽快感のあるコミカルな台詞で逆に怖さと気持ち悪さ倍増のかなり面白い話でした」とコメント。
本作でメイン監督を務めるのは、映画『全員死刑』で商業デビューを果たした27歳の俊英監督・小林勇貴。吉沢とタッグを組むことになった小林は「会ってソッコーで吉沢君から脚本のダメ出しをされて、正直『はァ?』と思いました」と告白。続けて「言われたことをヒントに直してみた脚本は各所から絶賛されました。吉沢亮、いい男です」と主演俳優を称賛している。
ドラマ『GIVER 復讐の贈与者』はテレビ東京系にて、7月13日より毎週金曜24時12分放送(※初回放送は24時17分スタート)。