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136年遅れでサグラダファミリアがとうとう建築許可もらう!

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サグラダ・ファミリア ※海外メディア「SkyNews」のスクリーンショット
サグラダ・ファミリア ※海外メディア「SkyNews」のスクリーンショット

 スペイン、バルセロナにある世界遺産の教会サグラダファミリアが136年の時を経て建築許可を得ることになった。同教会は代わりに3600万ユーロ(約45億8700万円)を支払う。各海外メディアが報じている。

【写真】完成まであと8年となったサグラダ・ファミリア(空撮)

 アントニオ・ガウディによるこの教会は136年間にわたり建築中だったが、地方自治体、地域政府のどちらからも公的な許可を得ていなかった。スペイン紙El Paisによると、この教会は不動産としての登録もされておらず、1995年からはバルセロナ教区に属する空き地としてのみ記録されていた。

 2015年に建築委員会とバルセロナ市長のアダ・クラウが同建築に対する規制と権利料についての交渉を始めていた。同市長は、来年中には同建築は公式に認可されると加えた。なお今回の教会による支払いは、今後10年間にわたり同建物までの公共交通機関の改善や近隣地域の支援に充てられる。

 世界遺産登録されている同教会は、ガウディの没後100年を迎える2026年に完成予定。訪問者は年間約450万人で、1日の平均は約1万2000人にも上る。

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