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『アクアマン』の秘密 ジェームズ・ワンが込めたスピルバーグやルーカス作品への敬愛

映画

『アクアマン』メインビジュアル
『アクアマン』メインビジュアル(C)2018 Warner Bros.Ent.All Rights Reserved“TM&(C)DC Comics”

 世界42カ国を超える国と地域で初登場1位を記録している映画『アクアマン』について、本作のメガホンをとったジェームズ・ワンが、スティーヴン・スピルバーグやジョージ・ルーカスの大ヒット映画から得た影響を明かした。

【写真】武装したサメ軍団も『アクアマン』フォトギャラリー

 本作は、海の生物すべてを味方にできる男・アクアマンが、未知の文明と最狂の巨大海底モンスターたちを従え、人類の征服をもくろむアトランティス帝国の王に立ち向かう海中バトル・エンターテインメント。日本公開に先駆けて12月21日に全米公開されると、同週に公開された他作品を大きく引き離し、全米週末興収でぶっちぎりの1位を獲得。すでに公開された42の国と地域でも1位に輝き、全世界トータル500億円越えの大ヒットを記録中だ。

 メガホンをとったジェームズは、『ソウ』(2004~)シリーズをはじめ、『インシディアス』(2010)や『死霊館』(2013)など、低予算にもかかわらず、世界的大ヒットに導いた実績がある。近年では『ワイルド・スピード SKY MISSIN』(2015)の監督を務め、全世界興行収入15億ドル以上、ハリウッド史の歴代ランキングでも7位という快挙を成し遂げた。

 そんなジェームズは「これをまず言わせてもらいたい。僕は子どもの頃、スティーヴン・スピルバーグやジョージ・ルーカス、そしてジェームズ・キャメロンたちの映画を愛して育ったんだよ。だから心の奥底では、こういう映画をやりたいといつも願っていたんだ! それが僕の目標だったんだ」と、映画界の巨匠たちへの憧れと敬愛の念をまず告白。

 続けて、「僕はホラーのジャンルが好きだし、間違いなく、この業界に入り込むには最良の方法だよ。僕はホラー映画の代名詞みたいになっていたしね(笑) でも僕はホラーだけをやるフィルムメーカーじゃない。ということを証明したかったんだよ!」と、本作を手がけた動機を明かした。

 ジェームズは、スピルバーグらの名作と同じく、ヒーローの成長と心の旅に焦点を当てた作品を制作したかったという。「この映画の場合、アクアマンは世界を救うことにあまり気乗りしないヒーローなんだ。彼は別にヒーローになりたいわけではない。でも彼は自分の愛する人たちを守るために大冒険に出る。そしてスター・ウォーズでルーク・スカイウォーカーがさまざまな経験をすることで大人になるように、彼もそうなってゆくんだ。そんな往年の大ヒット映画を思い出させるような作品を作りたかったんだよ。でも僕独自のやり方でね!」とコメント。

 ジェームズはスピルバーグとルーカスのタッグ作である『インディ・ジョーンズ』を例に出し、「アクアマンとヒロインのメラがハラハラドキドキするような大冒険をするのを、一緒に追いかけるんだよ。それはヒーローの成長の旅路。彼らはこの旅の中で素晴らしい出会いや、冒険をする。これは本当に時代を超えたストーリーだと思うよ」と、『アクアマン』の魅力について語っている。

 映画『アクアマン』は2019年2月8日より全国公開。

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