松本穂香×渋川清彦W主演『酔うと化け物になる父がつらい』実写映画化
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アルコール依存の父に悩まされ、家族が崩壊していく様を描いた菊池真理子の実録コミックエッセイ『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)が、女優・松本穂香と俳優・渋川清彦のダブル主演で実写映画化されることが決まった。
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原作はアルコールに溺れる父を持つ作者の実体験を描くコミックエッセイ。秋田書店のウェブサイト・チャンピオンクロスに連載され、家族が迎える衝撃の展開とラストが大きな反響を呼んだ。父は毎日アルコールに溺れ、母は新興宗教信者。そんな両親のもとに生まれた主人公は、酔って化け物となった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていく…。
映画では主人公・田所サキを松本、酔うと化け物になるサキの父・田所トシフミを渋川が演じる。監督は、映画&ドラマ『ルームロンダリング』でも注目の新鋭・片桐健滋。
松本は「家族ってなんだろう。血の繋がりってなんだろう。そんな事を考えながら、酔うと化け物になる父を抱える娘、サキを演じました。そこに答えはないのかもしれない、愛はないかもしれない、けれど未来はある。この映画は、そんな事を感じさせてくれる映画だと思います」と話している。
また渋川は「毎日が濃くていい現場だったのですが、なんか整理がつかずなんだか言葉にできない感じがある。でも片桐監督にしか出来ない、ポップで切なくユーモアがあり光のあるコ洒落タ作品にはなるだろう。どんな風に仕上げるか楽しみです」と作品の出来栄えに期待する。
片桐監督は「大好きな渋川さんと、ずっとお仕事したかった松本さんと11日間という濃密な現場をご一緒させて頂き、自分の中でも家族というものを掘り下げる機会に恵まれました。つらい実体験をユーモラスに昇華する原作の雰囲気を大事に撮影しました」と語る。
原作者の菊池は「お酒を飲む人も、飲まない人も、飲みすぎちゃう人も、飲みすぎる人のとなりにいる人にも、みてほしい映画です」と、母と子が手をつないだイラスト付きのコメントを寄せている。
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