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横山裕、主演舞台『北齋漫畫』で葛飾北斎役に挑戦

エンタメ

 関ジャニ∞の横山裕が、主演舞台『北齋漫畫』で葛飾北斎を演じることが分かった。横山は「大変光栄である反面、プレッシャーも強く感じております。これまで数々の役者さんが演じてこられた葛飾北斎。奇人と呼ばれ破天荒な生涯をおくった魅力的な偉人を演じることができ、すでにワクワク感が止まりません! この舞台で僕なりの北斎を表現できたらと思います」とコメントを寄せている。

【写真】横山裕も登壇『累‐かさね‐』完成披露試写会の様子

 葛飾北斎の有名な画集のタイトルを冠した本作は、劇作家・矢代静一が1973年に発表した戯曲。北斎と同時代に生きた曲亭馬琴、自身の娘である葛飾応為、養父で御用鏡磨師の中島伊勢、そして謎の魔性の女・お直との交流を軸に、この世のすべてを描くことに生涯をかけた北斎の生き様を幻想的に描く。初演は緒形拳が主演を務めて高い評価を受け、その後、『Hokusai Sketch Book』として翻訳され米国でも上演。1981年には新藤兼人監督が脚本も手掛けて映画化している。

 横山が主人公の鉄蔵(葛飾北斎)を演じるほか、鉄蔵を惑わす魔性の女・お直を佐藤江梨子、佐七(曲亭馬琴)を木村了が務める。そのほか、お栄(葛飾応為)を堺小春、佐七の女房・お百を枝元萌、佐七の下駄屋の丁稚・伍助を吉田健悟、鉄蔵の養父・中島伊勢を渡辺いっけいが担当。登場人物たちの半世紀に渡る人生を、それぞれ1人のキャストが演じ切る。

 演出を務める宮田慶子は「矢代静一氏の不朽の名作であるこの舞台を演出することは、私にとって永年の夢でした。憧れの作品作りで、横山裕さんと初めてタッグを組ませていただくことを、心から楽しみにしています。魅力溢れる俳優の皆さんとともに、『ものを生み出す人間』の真の姿に迫りたいと思います」と抱負を語っている。

 舞台『北齋漫畫』は、東京グローブ座にて6月に上演。チケットは5月11日10時より発売。

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