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銀杏BOYZの名曲が彩る映画『いちごの唄』予告編&ポスター解禁

映画

 俳優の古舘佑太郎と女優の石橋静河がダブル主演を務める映画『いちごの唄』より、予告編とポスタービジュアルが解禁された。予告編は銀杏BOYZの楽曲に乗せ、主人公コウタ(古舘)の「僕は幸せだと思うんだよね。片思いだけど恋をしているから」という言葉など、恋した時の喜びと切なさを描くエモーショナルな作品を期待させる内容となっている。

【写真】『いちごの唄』ポスタービジュアル

 本作は、銀杏BOYZの峯田和伸が詞曲を手掛けた同バンドの楽曲「漂流教室」「ぽあだむ」などから着想を得て脚本家・岡田惠和が執筆した同名小説(朝日新聞出版)を実写化した青春ラブストーリー。年に一度しか会えない“あーちゃん”を思い日々を暮らす主人公・笹沢コウタを古舘、“あーちゃん”こと天野千日を石橋が演じる。

 コウタの唯一の親友だった伸二は、中学生の頃、2人が“天の川の女神”とあがめていたクラスメイトのあーちゃんこと天野千日を交通事故から守り、亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタと千日は偶然高円寺で再会し、来年の七夕にも会おうと約束。コウタはこの日だけを楽しみに一年を過ごす。次の年も、その次の年もふたりは会い、他愛ない話で笑いながら環七通りを散歩する。しかしある年、千日は自分と伸二の過去の秘密を語り、「もう会うのは終わりにしよう」と告げる-。

 予告編は、コウタが親友・伸二の命日である7月7日、千日と高円寺で偶然再会するシーンから始まる。「あーちゃん」と呼びかけるコウタに、「そう呼んでたんだ、私のこと」と笑顔で返す千日。コウタは勇気を振り絞って提案する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会った所で、来年の今日…また」。年に一度、親友の命日である七夕に高円寺で再会し、環七通りを散歩する二人の楽しそうな姿。しかしある年、千日は「そんな風に女神だとか言ってるのは世界で君だけ。伸二君は私のせいで死んだ」とコウタに告げる。「私にはそんな価値なんてないのに。どうしていいか分かんないんだよ」と泣き出す千日…。

 本編を彩る音楽は、銀杏BOYZ の「漂流教室」「ぽあだむ」など恋と友情を歌う名曲のほか、峯田が本作のために書き下ろした主題歌「いちごの唄」。本作でしか聞くことができない新曲が、予告編でも使用されている。

 ポスターには、赤い花が咲く野原に横たわるコウタと千日の二人と、「全力で、恋した時間は、永遠なんだ。」というキャッチコピー。二人の絶妙な距離感が、年に一度しか会えない二人の関係を表現しているようなビジュアルとなっている。

 映画『いちごの唄』は7月5日より全国公開。

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