星野源『引っ越し大名!』、主題歌はユニコーン新曲に決定&本予告解禁
俳優の星野源が主演を務め、共演に高橋一生と高畑充希を迎える映画『引っ越し大名!』より、本作のためにユニコーンが書き下ろした新曲「でんでん」が主題歌に決定。併せて、星野が超難関の引っ越しプロジェクト遂行のために奮闘する様子が描かれた本予告映像が解禁となっている。
【写真】『引っ越し大名!』主題歌を担当するユニコーンの「奥田民生」フォトギャラリー
本作は、映画『のぼうの城』を手がけた犬童一心監督が、土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』(ハルキ文庫刊)を実写化。参勤交代をはるかに上回る費用と労力のかかる国替え(引っ越し)を生涯に7回も命じられ、「引っ越し大名」と呼ばれた実在の大名・松平直矩のエピソードを基に、姫路藩の藩士たちがお国の一大事を救うために奮闘する様を描く。
ユニコーンの実写映画主題歌としては8年ぶりとなる「でんでん」。タイトルは、主人公の春之介のあだ名が<カタツムリ>であることに因んだもの。メンバーの奥田民生は「『でんでん』という曲を(主題歌に)使ってもらってるんですが、映画の内容を踏まえて、今回は詞から先に書きました。曲も、「でんでん」っていう感じになってます(笑)」と制作の裏側について語った。
星野は、「人間と日本と季節を感じる、『引っ越し大名!』にぴったりの素晴らしい主題歌でした。まさか自分の主演映画にユニコーンの皆さんが、しかも奥田民生さん川西幸一さんという大好きなお二人が主題歌を書き下ろしてくださる日が来るとは」と、今回の夢の競演に驚きをあらわにした。
解禁となった本予告映像では、冒頭から引っ越しの総責任者に任命され、困惑した様子の星野演じる春之介が、人数1万人、移動距離600km、予算なしという状況の中、この超難関プロジェクトを成し遂げるため、高橋演じる鷹村源右衛門や、高畑演じる於蘭といった個性豊かな姫路藩士と共に奮闘する様子が描かれている。仕分け、リストラ、パワハラといった現代にも通じる問題も見て取れる江戸時代のお引越し事情にも注目の予告映像となっている。
映画『引っ越し大名!』は8月30日より全国公開。