2.5次元舞台俳優集結 “リハは1度だけ”“撮影一発本番”のテレビ演劇スタート

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2.5次元舞台などで活躍する若手俳優による新感覚ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘』が、テレビ東京とテレビ愛知にて7月11日から毎週木曜25時に放送されることが決まった。リハーサルは一度だけ、始まったら最後までカットはかからず、撮り直しなし、アドリブありという「テレビと演劇の融合」の新しい試みに挑戦する。
【写真】「和田雅成」フォトギャラリー
都内の片隅にひっそりとたたずむ一軒のアパート「サクセス荘」。そこには、“ひと旗あげたい”と成功を夢みる若者たちが住んでいて、いつか必ず夢をかなえて巣立っていくという伝説があった。俳優、漫画家、占い師、料理人…ジャンルは違えど、成功したい気持ちは皆同じで、個性豊かな住人が集う。とある日、新しい入居希望者がやってくるところから物語は始まる。
原案・プロデュースは演劇企画会社ネルケプランニングの松田誠、脚本はドラマ『おっさんずラブ』の徳尾浩司が担当する。徳尾は「かつて、昭和の時代には漫画家たちの集まる『ときわ荘』という伝説の場所がありましたが、いつの時代も夢を追うというのはすごく孤独で、不安で、苦しいものです。でも、共に戦う仲間がいることで気が紛れたり、頑張れたりすることもあるでしょう。『サクセス荘』は、そんな夢見て頑張る男子たちの、主に現実逃避している部分を切り取ってドラマにしました」と話している。
キャストには、今話題の2.5次元舞台で人気の、和田雅成、高橋健介、高野洸、高木俊、黒羽麻璃央、有澤樟太郎、荒牧慶彦、定本楓馬、玉城裕規、寺山武志の若手俳優10人が集結している。
204号室の住人でアクション俳優を目指すノブを演じる高野は「サクセス荘がいよいよ始まるということでワクワクはもちろん大きいんですが、“リハは1度だけ”“撮影一発本番”というキャッチコピーがやっぱり恐怖ですね(笑)。でもこの状況ならではの面白さを活かしたいのと、心から楽しみたいなって思っています!」とコメント。
205号室の住人で南極料理人を目指すユッキー役の高木は、本作の見どころについて「ずばり一発撮り! びっくりしました、カット掛らず最初から最後までいくんだもん。しかも撮り直しもしないという…(笑)。いい意味で現場はものすごい緊張感があり、俳優同士のその場で生まれる アドリブも必見です」と話している。
木ドラ25『テレビ演劇 サクセス荘』は、テレビ東京とテレビ愛知にて7月11日より毎週木曜25時、BSテレ東にて7月16日より毎週火曜24時放送。