戦慄再び…『シャイニング』息子の40年後を描く『ドクター・スリープ』公開
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俳優のユアン・マクレガーが、スティーヴン・キング原作の『シャイニング』に登場する息子ダニーの40年後を演じる映画『Doctor Sleep（原題）』が、邦題を『ドクター・スリープ』として今冬公開されることが決定。併せて、US版予告編と謎めいたビジュアルも解禁された。
【写真】ジャック・ニコルソンの怪演が伝説に『シャイニング』（1980）フォトギャラリー
1980年に鬼才スタンリー・キューブリックによって映画化された『シャイニング』は、閉ざされた雪山のホテルで、狂気にとらわれた男ジャック（ジャック・ニコルソン）とその家族に襲い掛かる恐怖を描いたホラー映画。後世のさまざまな作品に影響を与え、今なお観客を魅了し続ける金字塔的作品だ。
本作では、キングが2013年に発表した同名小説を基に、その惨劇から生き残ったジャックの息子・ダニー（ユアン）の40年後が描かれる。共演に映画『グレイテスト・ショーマン』のレベッカ・ファーガソン、監督・脚本を、キング原作の海外ドラマ『ジェラルドのゲーム』でメガホンを取ったマイク・フラナガンが務める。
US版予告編は、大人になったダニーが、“誰か”と黒板を通して会話しているところから始まる。「ハロー」「おはよ」「学校」と他愛ないやりとりが続く中、ある夜、轟音で起こされたダニーが見つめる鏡の先には、“REDRUM”という謎の文字が浮かびあがる。次いで、子供の声を察したダニーは、ある少女から「あなたも魔法を（使えるの）？」と尋ねられると、「いいかい、この世は残酷で恐ろしい。僕らのような者は皆殺された｣と意味深な言葉を口に。そして、「子供の頃よく不思議なものを見た。僕はその力を魔法ではなく“シャイニング” と（呼ぶ）」と答える。
さらに映像には、ダニーの記憶が連続して浮上。雪に閉ざされた展望ホテル、その廊下で三輪車をこぐ幼き日のダニー、呪われた237号室、バスタブの老婆、血のエレベーター、不気味な双子の姉妹。そして突如、家が斜めに傾きはじめダニーは家の中を滑り落ちてしまう。“外”に放り出されたダニーが見つけたのは、「REDRUM」の文字が書かれた“破壊された扉”。そこから中を覗きこむダニーの姿で映像は幕を閉じる。
US版予告編と同時に解禁されたビジュアルは、謎のメッセージ“REDRUM”のみが記されたもの。果たしてこの文字が示す不吉なメッセージとは何なのか、興味をそそられるビジュアルとなっている。
映画『ドクター・スリープ』は今冬全国公開。
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