加藤雅也主演×中村ゆり×松本利夫ら共演『影に抱かれて眠れ』、本予告解禁

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巨匠・北方謙三原作の『抱影』(講談社文庫刊)を実写化し、加藤雅也が主演を務める映画『影に抱かれて眠れ』より、本予告が解禁となった。
【写真】加藤雅也がハードボイルドな画家を熱演『影に抱かれて眠れ』場面写真
本作は、講談社創業100周年記念出版作品である北方謙三原作の『抱影』(講談社刊)を実写映画化。監督は、国民的大ヒット作品『相棒』シリーズのメイン監督を務めた和泉聖治。北方謙三ファンであり、北方作品の実写化を夢だったと語る中野英雄が、初となるプロデュースを務める。主人公・硲冬樹を演じるのはベテラン俳優の加藤。ヒロインを中村ゆりが務めるほか、松本利夫(EXILE)、カトウシンスケ、湘南乃風・若旦那、AK‐69、熊切あさ美、余貴美子、火野正平ら、豪華俳優陣が出演する。
こよなく酒を愛し、横浜の野毛の街を愛する抽象画家・硲冬樹は、横浜・野毛の街で2軒の酒場を営む。絵を描き、野毛の街で酒を呑み、自らの経営する店を巡回する硲の平凡な日常に、ある日事件が起こる。冬樹を兄貴と慕う岩井信治が傷を負って冬樹のもとに転がり込んできたのだ。一方、独身を貫く冬樹には、欲望のはけ口として勝手気ままに関係を続ける女性と、純愛を貫き続ける女性の存在があった。男社会の抗争に呑み込まれようとする中、10年以上純愛を貫く女性の余命を知ってしまう冬樹。仲間を守るため、愛を貫くため、冬樹が下した決断とは…。
解禁となった予告映像は、冬樹とその友人である辻村(松本)、岩井(カトウ)の3人が野毛の街でキャッチボールを楽しむ印象的な映像で幕を開ける。3人の過去の関係性や、冬樹がなぜ身に起こる全てを受け入れていく人生を選んだのかを伺わせるシーンだ。平凡な日常が崩れ始める過程や、冬樹をめぐる2人の女性との切ない関係性が描かれたシーンなども登場。さらに、余や火野といったベテラン陣のシーンも盛り込まれ、本作への期待が高まる映像となっている。
映画『影に抱かれて眠れ』は9月6日より全国順次公開。