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上白石萌歌主演『子供はわかってあげない』映画化 相手役には細田佳央太

映画

映画『子供はわかってあげない』ビジュアル
映画『子供はわかってあげない』ビジュアル(C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会 (C)田島列島/講談社

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上白石萌歌

細田佳央太

沖田修一

 女優の上白石萌歌が、田島列島の同名タイトルの人気コミックを映画化した『子供はわかってあげない』で主演を務めることが分かった。相手役に、新人ながら石井裕也監督作『町田くんの世界』(2019)で主演に抜てきされた細田佳央太を迎える。上白石は「10代最後の夏はすべての想いをこの作品に込めました。きっと人生の宝になります」とコメントを寄せている。

【写真】主演の「上白石萌歌」フォトギャラリー

 原作は、「マンガ大賞2015」で2位にランクインした、田島列島の長編デビュー作。映画『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督が、初めて漫画原作の作品に挑み、高校生のひと夏の冒険を描く青春映画だ。

 もうすぐ夏休みのある日。高校2年の朔田美波(上白石)は、水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員の門司昭平(細田)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。初めての恋、秘密の家族…さまざまな出会いで美波は成長していく。

 上白石は「かねてから大好きだった沖田監督の作品に携われることが心から幸せでした。瑞々しい原作の空気感と沖田監督の映像美がどんな化学反応を起こすのか楽しみで仕方がありませんでした。ずっと沖田監督の世界で息をしていたくて、撮影が終わるのがとても寂しかったです」と念願だった沖田監督作品に携わった喜びを明かす。共演の細田について「お芝居をするうえで一番助けられた存在。門司くんは彼そのもので、細田さんがいなければ美波を演じきれなかったかもしれないと思うほどです」と称賛している。

 細田は「沖田監督から『原作の門司くんっぽさは台詞で表しているから、細田くんは自由にお芝居して良いよ』と言って頂いて作品に入ったので、原作を意識しすぎず自分らしく門司くんと向き合うことが出来ました。沖田組の明るく、笑いが絶えない雰囲気が、自然と原作の世界観に寄っていったのだと思います」と撮影を述懐。上白石については「お芝居で引っ張って頂き、特にラストシーンの二人芝居では、目のお芝居に感化されました」と語っている。

 沖田監督は「田島列島さんの描かれた、独特のユーモアのようなものを、映画にするのが、難しそうでしたが、それ以上に楽しそうで、挑戦してみることにしました」と明かし、「美波を探す中で、上白石さんに会いました。自分の映画の雰囲気に、とても似合いそうだと思いました。素朴な可愛らしさがあって、映画のために身体を張ってくれる強さもありました。あと、すごい泳げました。細田くんは、驚くほどに純粋な青年で、今時珍しいくらいでした。この二人と一緒に、映画を作れる喜びを感じながら、一夏の撮影をさせてもらいました」と2人の印象を語った。

 原作者の田島列島は「この度『子供はわかってあげない』が実写映画化という事で、漫画・映画好きの心の中に常にある漫画の実写映画化どないやねん問題ですが、あの沖田修一監督が撮ってくださるということで、私、イチ邦画ファンとしましても大変出来上がりが楽しみな作品です。私の漫画を大切に思ってくださる方にも楽しみにして頂けたら嬉しいです」と期待のコメントを寄せている。

 映画『子供はわかってあげない』は2020年初夏全国公開。

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