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『スカーレット』八郎・松下洸平の“告白”にネット感動「号泣案件」の声

エンタメ

『スカーレット』第48回より
『スカーレット』第48回より (C)NHK

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松下洸平

 戸田恵梨香主演のNHK連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第8週「心ゆれる夏」(第48回)が23日に放送され、新入社員の八郎(松下洸平)が絵付け師の深野(イッセー尾形)に過去を打ち明けるシーンに、ネット上には「それは辛かっただろうな…」「朝から号泣案件」などの声が集まった。

【写真】新入社員・十代田八郎を演じる注目の俳優、松下洸平

 ある日、喜美子(戸田)や深野たちが作業をする絵付け係の部屋に八郎が訪ねてくる。八郎は深野に「実は深野先生がお描きになった日本画が、僕の部屋にずっと飾ってありました」と打ち明ける。そして八郎は、深野の作品が日本画を愛好していた祖父にとって思い入れの深い作品だったことや祖父の死後も形見として大切にされてきたことを語る。

 深野が「ありがたい話やぁ…」と頭を下げると、八郎は「いえ…」と口にし「それを白いご飯に変えました…」と告白。八郎は11歳の頃に、自ら闇市へ足を運び、絵を一番高く評価してくれる人に売った上で、それで白米と玉子3個を購入し家族全員で食べたことを悲痛な表情で打ち明ける。この八郎の告白に、ネット上には「大好きな絵を、生きるために手放した悲しさよ」「それは辛かっただろうな…」「フカ先生が八郎さんたちの命をつないだ…」などの声が集まり、さらに「まだ戦争続いてた」「戦争の傷跡ってこういうことだと思う」といったコメントも寄せられた。

 涙で目を潤ませながら「お会いしたら頭下げようと思てました」と話す八郎。「先生の大事な絵を、すいませんでした!先生の絵のおかげで、白いご飯、玉子…ほんまにありがとうございました!」と深々と頭を下げると、深野は笑顔で彼の頭を撫で、「忘れんとってくれて、ありがとう」と頭を下げる。八郎と深野のやりとりに「八郎…朝から泣かすんじゃないよ」「フカ先生の懐の深さに涙涙」「朝から号泣案件」などの反響がネット上に相次いだ。

 松下は、1987年生まれで現在32歳。2008年にシンガーソングライターとしてCDデビューを果たし、TV・舞台を中心に俳優活動を行ってきた。SNSには、『スカーレット』で松下を初めて知ったという声や、「松下洸平さん良い演技する」「また素敵な俳優さんに出会えたなぁ」「テレビで見たことない役者さんを一気に中央に引っ張り出す朝ドラ力、凄い」と称賛するコメントが集まっている。

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