ニコラス・ケイジ、新作に“ニコラス・ケイジ”役で出演か

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1995年の映画『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したオスカー俳優ニコラス・ケイジ。大小さまざまなジャンルの作品に出演しているが、新作『The Unbearable Weight of Massive Talent(原題)』で誇張した本人役を演じることになりそうだ。
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The Hollywood Reporterによると、『The Unbearable Weight of Massive Talent(原題)』は2014年の映画『恋人まで1%』のトム・ゴーミカン監督がメガホン&脚本。現在、ニコラスが出演した『キック・アッス』シリーズのライオンズゲートが、製作・配給権の最終交渉に入っているという。
ニコラスはソニー・ピクチャーズのアニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』にボイスキャストとして参加したが、今回の契約が決まれば、大手スタジオの作品で主演するのは2011年作『ゴーストライダー2』以来のことになるという。
ニコラスが演じる本人役“ニコラス・ケイジ”は、クエンティン・タランティーノ監督の新作に出演したくて必死になっているという設定とのこと。プライベートでは難しい年頃になった10代の娘とのギクシャクした関係に対処する必要があるという。ちなみに実生活では、ニコラスに娘はいない。また本作では、現在のニコラスが、1990年代のエゴたっぷりの自分に、どうしようもない映画ばかりに出演して落ち目になったと、なじられるシーンなどがあるという。
最近では俳優のキアヌ・リーヴスがNetflix映画『いつかはマイ・ベイビー』で、本人らしからぬ本人を演じて話題になった。ニコラスはどんな自分を演じてくれるのか、今後の続報に注目だ。