ジョン・ウー監督『狼/男たちの挽歌・最終章』女性版、ルピタ・ニョンゴが主演を降板

関連 :
ジョン・ウー監督の1989年作『狼/男たちの挽歌・最終章』。2018年にウー監督がメガホンをとり、アメリカ版リメイクが制作されると報じられたが、主演する予定だった映画『アス』の女優ルピタ・ニョンゴが降板したという。Deadlineが報じた。
【写真】降板が決まった「ルピタ・ニョンゴ」フォトギャラリー
現地時間11月7日から17日にハワイのオアフ島で開催されたハワイ国際映画祭に出席したウー監督。Deadlineとのインタビューで、「彼女は今や、大人気だから、スケジュールの問題が生じてしまったんだ! 脚本を書き直すのに多大な時間がかかってしまって…、ルピタはほかの作品に取りかかるために降板した」とのことだ。
ルピタの出演は実現しないが、ユニバーサル・ピクチャーズのもと、『狼/男たちの挽歌・最終章』リメイク企画は生きているという。主人公が女性になることに変わりはなく、ルピタに代わる主演女優を探し始めたそうだ。
『狼/男たちの挽歌・最終章』リメイク女性版のあらすじなどの詳細は不明。俳優のチョウ・ユンファが主演した1989年版は、最後の仕事を終えたら引退するつもりだった殺し屋のジェフリーが主人公。銃撃戦で巻き添えになり、失明したクラブ歌手のジェニーの手術費を稼ぐため、もう1度殺しの仕事を引き受け、麻薬密売組織を相手に熾烈な戦いを繰り広げることになるというストーリーだ。
リメイク版の女性主人公を誰が演じるのか、今後の続報を待ちたい。