ソフィア・コッポラ、初のTVドラマ界進出 AppleTVでドラマシリーズ監督&脚本へ

映画『ヴァージン・スーサイズ』や『ロスト・イン・トランスレーション』、『SOMEWHERE』などで知られる映画監督ソフィア・コッポラが、AppleTVでドラマシリーズの監督と脚本を務めることが明らかになった。
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Varietyによると、イーディス・ウォートンが1913年に発表した小説『The Custom of the Country(原題)』をドラマ化するという。物語は、アメリカ中西部の少女、アンディーン・スプラッグがニューヨークの社交界に進出しようとする様子が描かれる。本作はリミテッドシリーズとなる可能性があるそうだ。
ソフィアはドラマを手掛けるにあたって、「アンディーン・スプラッグは、お気に入りの文学上のアンチヒロインです。彼女を初めてスクリーンに登場させることをうれしく思っています」とコメントしているという。
映画『ロスト・イン・トランスレーション』で米アカデミー脚本賞を受賞したソフィアにとって、TVドラマシリーズを手掛けるのはこれが初めてだが、これまでもNetflixのクリスマス・スペシャル『ビル・マーレイ・クリスマス』を監督した経緯があり、Christian DiorやGapのコマーシャルの監督も務めている。