DCドラマ『バットウーマン』主演のルビー・ローズが降板発表　シーズン2決定後の決断

海外ドラマ

公開日：2020/5/21 12:58

　DCコミックのバットウーマンを描くドラマシリーズ『Batwoman（原題）』で、主役のバットウーマンを演じるルビー・ローズが、シーズン2を前に降板することを表明した。

【写真】背中までタトゥーが美しいルビー・ローズ

　ローズが声明を発表し、明らかになった。

　声明では、「『Batwoman』の次のシーズンに戻らないというとても難しい決断をしました」と綴られ、「キャストやクルー、バンクーバーとロサンゼルスでこの番組に関わるすべての人たち全員を最大限にリスペクトしており、軽い気持ちで行った決断ではありません。（プロデューサーの）グレッグ・バーランティ、サラ・シェクター、キャロライン・ドリースには、素晴らしい機会を与えてくれたことだけでなく、彼らが美しく作り上げたDCユニバースに温かく迎え入れてくれたことにも、感謝してもしきれません。番組に尽力しわたしを信じてくれた（ワーナー・ブラザース・テレビジョン社長）ピーター・ロスと（CWテレビジョンネットワーク社長）マーク・ペドウィッツ、ワーナー・ブラザーズとCWのチームの皆さん、ありがとうございます。シーズン1を成功に導いたすべての人にありがとうと伝えます。本当に感謝しています」と気持ちが述べられている。

　ルビーが番組を降りるに至った正確な理由は明らかになっていない。彼女は昨年9月に椎間板ヘルニア緊急手術をした事を明らかにしており、その際には、ルビーが出演したどのプロジェクトが彼女のけがの原因となったのかと憶測を呼んでいた。しかしVarietyによると、ルビーの健康問題や手術は関係ないと関係者が話しているという。

　ドラマは、シーズン1の成功を受け、今年1月にシーズン2への更新が発表されていた。ワーナー・ブラザースとCWは、セカンドシーズンを新たな主役で製作するという。

　製作側は、「ワーナー・ブラザーズ・テレビジョンとCW、そしてバーランティ・プロダクションは、シーズン1の成功に対するルビーの貢献に感謝するとともに、彼女のご多幸をお祈りします」と共同声明を出した。

　また、「スタジオとネットワークは、セカンドシーズンとこの先に続く未来をしっかりと見据え、番組の才能あるクリエイティブチームとともに、新しい主演女優やLGBTQコミュニティのメンバーのキャスティングを含め、新しい方向性を今後数か月の間に発表することを楽しみにしています」と、近々新しいキャストを発表する方針であることを明らかにした。