『荒ぶる季節の乙女どもよ。』実写ドラマ化 山田杏奈&玉城ティナW主演で9月スタート

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人気漫画『荒ぶる季節の乙女どもよ。』が実写ドラマ化され、女優の山田杏奈と玉城ティナをダブル主演に迎え、MBS・TBSのドラマイズム枠にて9月から放送されることがわかった。
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本作は、“性”にほんろうされる女子高生たちの物語。原作は「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載されていた同名の人気漫画(岡田麿里原作、絵本奈央作画)で、昨年7月から放送されていたアニメに続き、実写ドラマ化される。
文芸部に所属する5人の女子高校生。変わり者の多い文芸部は他の生徒からは「掃きだめ」とやゆされ、部員は皆、色恋沙汰とは縁遠い学生生活を送っていた。ある日、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合う中、彼女たちは、これまで目をそらしてきた自らを取り巻く”性”に向き合い、”性”に振り回される日々が始まるのだった。
山田が演じる小野寺和紗は、いわゆるザ・普通の妄想女子で、幼なじみの典元泉との“とある事件”をきっかけに、ますます性に思い悩み始める文芸部の高校1年生。一方の玉城が演じるミステリアスな雰囲気の菅原新菜は、和紗と同級生ながらも大人びており、学内でうわさの美少女だ。
山田は「和紗は、戸惑いながらも真っ直ぐ進んでいく様がとても魅力的な子だと思いました。十代の一瞬のゆらぎを、勢いを大切に、かつ柔軟に表現していきたいです」とコメント。玉城は「脚本を読んだ時に一番新菜に共感しました。彼女の突拍子のなさ、かわいらしさ、冷静さ、奥底に抱える矛盾を、ひとつひとつ取り出していきながら、しかし異質な存在ではなくあくまでも一女子高生として描ければと思っています」と意気込みを明かした。
さらに、この2人が所属する文芸部の部長・曾根崎り香役に横田真悠、和紗の大親友の文芸部員・須藤百々子役に畑芽育、そして、自身で小説も執筆しており謎の作家オーラを醸し出す文芸部2年・本郷ひと葉役に田中珠里が決まった。
メガホンをとるのは、きゃりーぱみゅぱみゅなどのミュージックビデオも手掛け、“映像作家100人 2020”にも選ばれた若手映画監督・酒井麻衣。セカンド監督には、学生時代に制作した『溶ける』が第70回カンヌ国際映画祭に日本史上最年少で正式出品を果たした井樫彩が務める。
脚本は原作者でもある岡田麿里が執筆する。自身の原作の漫画作品について、昨年放送されたアニメの脚本に加え、実写ドラマの脚本も手掛けるのは岡田自身も初の試み。原作・アニメとは異なる、実写ドラマにマッチした『荒ぶる季節の乙女どもよ。』の世界を再構成した。岡田は「キャストの皆さんが役柄にぴったりすぎて...思わず変な声が出てしまいました!皆さまにもぜひ、テレビの前で変な声をだしていただきたいです」とメッセージを寄せている。
また、本作はMBS・TBSのドラマイズム枠にて放送。今作からドラマイズム枠のMBSの放送が火曜深夜に移行するため、関東と関西が同日のスタートとなる。
ドラマイズム『荒ぶる季節の乙女どもよ。』は、9月8日より、MBSにて毎週火曜24時59分、TBSにて同25時28分放送。