『星の子』芦田愛菜が恋する先生役に岡田将生 高良健吾、黒木華ら追加キャスト&予告解禁

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女優の芦田愛菜が主演を務める映画『星の子』の公開日が10月9日に決定。併せて、追加キャストとして俳優の岡田将生、高良健吾、女優の黒木華らの出演と、本予告&場面写真が一挙解禁された。
【写真】岡田将生、高良健吾、黒木華ら出演『星の子』場面カット
本作は、芥川賞作家・今村夏子の同名小説を初めて映像化。6年ぶりの実写映画主演となる芦田が、“あやしい宗教”を深く信じている両親を持つ中学3年生の少女・ちひろを演じる。監督・脚本は『日日是好日』『MOTHER マザー』の大森立嗣で、音楽の世武裕子をはじめ『日日是好日』のスタッフが再び集結した。
芦田の両親役として、永瀬正敏と原田知世の出演が先日発表されたが、今回新たに発表されたのは、ちひろの人生に深く関わることになる6名のキャスト。
岡田が演じるのは、ちひろ(芦田)が⼀目ぼれする南先生役で、後にちひろの運命を大きく左右するという役どころとなる。一方、高良と黒木が演じるのは、宗教団体の謎めいた幹部コンビである“海路さん”と“昇子さん”役。その迫力と、思わず吸い込まれそうになる魅力をカリスマティックに表現する。そのほか、ちひろの両親の目を覚ませるために、ある事件を企てる “雄三おじさん”役を大友康平、ちひろの姉の“まーちゃん”役を蒔田彩珠、ちひろの親友“なべちゃん”役を新音がそれぞれ演じる。
岡田は「10年程前にCMで1度ご⼀緒したことがあるのですが、今回この作品で共演させて頂いて、大人になったなぁというのと、本当にしっかりしているなと。同世代の共演者の方と話をしている感覚で色々お話させて頂きました」と久々の共演で本格女優として成⻑した芦田に称賛を送った。
解禁された予告映像は、大好きな両親が信じる奇跡の水を、自らも信じて学校にも持ち込む芦田演じるちひろの姿が映し出されるところから始まる。そこからは、親友のなべちゃん(新音)にはその水は偽物だと指摘され、憧れの南先生(岡田)にはジャージ姿で奇跡の水を掛け合う両親を見られてまい、さらに両親が没頭する宗教団体の幹部(高良、黒木)には諭されそうになるなどのシーンが次々に登場。両親を信じ続けるが、少しずつ揺らぎ始める自分と闘い始めるちひろが、本作でどのような結末を迎えるのか、気になる予告編となっている。
映画『星の子』は10月9日より全国公開。