杉咲花、吉沢亮のデビュー当時のエピソードに爆笑

映画

公開日：2020/8/28 21:38

杉咲花、吉沢亮のデビュー当時のエピソードに爆笑の

【写真】吉沢亮、杉咲花、松本穂香ら『青くて痛くて脆い』キャスト全身ショット

　本作は、デビュー作『君の膵臓をたべたい』でベストセラー作家となった住野よるの、第5作目となる同名小説の実写映画化。「大切な仲間」と「居場所」を奪われた大学生の青年が、嘘と悪意にまみれながら復讐していく青春サスペンスとなっている。主人公・田端楓を吉沢が、ヒロイン・秋好寿乃を杉咲が演じ、ダブル主演を務める。

　イベントには吉沢、杉咲のほか、共演の松本穂香、岡山天音、森七菜、狩山俊輔監督も登壇した。

　吉沢は「ついに初日を迎えたということで、ドキドキとワクワクとちょっとほっとした気持ちがあります」とにっこり。杉咲は、発売してすぐに原作を読んでいたそうで「秋好という役をやれたらいいな、と思っていたら本当に演じさせていただくことができて。ようやくこうして公開になることをうれしく思っています」とかみしめた。

　杉咲は、吉沢演じる楓と向かい合って長時間笑うシーンは大変だったと回顧し「吉沢さんがデビュー当時に、別の作品で笑うお芝居を求められたときのエピソードを話してくださって。それがすごくおもしろくて、そのおかげで爆笑できました」と告白した。

　吉沢は「全然おもしろくないです（笑）」と否定しながらも「デビューした時も、何かを見て爆笑しなきゃいけないシーンがあって。お芝居で笑うって感覚がそのときよくわかってなかったから、とりあえず目をめっちゃガン開きして、口もガって開けて…」と説明。「モニターチェックしたら一人だけホラー映画みたいになってて」と振り返った。吉沢が「大しておもしろい話じゃないんですけど」と謙遜すると、杉咲はすかさず「おもしろいです！」と絶賛していた。

　イベントでは、映画の内容にちなみ“人生最大の嘘”についてトークする場面も。吉沢は「嘘ではないと思うんですけど…」と前置きし、今までにあらゆるところで「バッタが苦手だ」と話していたが、「最近ど田舎の、緑しか見えないような場所でロケをしていて、そんなのしかいないんですよ。それが当たり前の空間で生活してて」と、バッタに慣れてきたことを告白。今までは過剰に反応していたが「今は別に『うわ、だるっ』ていう。強く出れるというか、乗り越えちゃってる自分がいるんですよ」と今の状況を説明した。「僕のファンの方は吉沢亮＝バッタくらいになってるかもしれないんですよ。そんな中で乗り越えちゃって、ファンの方を裏切っちゃったかな、っていう悲しさ…」と苦笑していた。