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吉沢亮、俳優は「いつ辞めてもいい」だった10代 周囲に触発され変化

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映画『青くて痛くて脆い』吉沢亮インタビューカット
映画『青くて痛くて脆い』吉沢亮インタビューカット クランクイン!

 映画『キングダム』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮。2021年大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合ほか)で主演を務めることが決定するなど、いま最も注目度の高い俳優と言っても過言ではない。そんな吉沢が、最新作映画『青くて痛くて脆い』では大学生の青年・楓を演じる。劇中、周囲の人間の変化で楓が変わっていくように、吉沢自身にも20歳ごろ、周囲に触発されて仕事への意識に変化があったという。

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■ 演じた大学生・楓は「かなりダサい」 でも「心当たりはあります」


 類まれなるルックスを持ち“国宝級イケメン”などと紹介されることもある吉沢だが、作品の中では、闇を抱えた青年を演じる機会も多い。その吉沢をしても、本作で演じた大学生・楓は「かなりダサい」と苦笑い。続けて「楓の闇の抱え方ってすごく身勝手。自分で思い込んで勘違いして相手を巻き込んで…映画のタイトル通り、青くて痛いです」と台本を読んだときの感想を述べる。

 しかし、そんな主人公に対して「でもそういう部分って割と誰でも持っているかなと思うんです。他人から見たら痛いけれど、自分の中ではそれだけでは片づけられない。もちろん僕にも心当たりがあります」と共感の持てるキャラクターだったことを明かす。そしてあまりにも青くて痛い役を演じることは「純粋に楽しいですよ」とニヤリ。

 その真意を問うと「日常生活の中では、どうしても理性を保つようにしているから、自分の欲とか感情だけで動いて他人を巻き込んでいくような嫌な役ってやっていて楽しい。芝居で発散できる感じですよね」と笑顔を浮かべる。

■ 俳優は「いつ辞めてもいい」だった10代 周囲に触発され意識に変化


 楓は、杉咲花演じる秋好寿乃と出会ったことで、人との距離感が変化し、周囲も違って見えるようになる。吉沢自身は10代半ばから俳優の活動をしているが、周囲に触発された経験があるという。「それまで地元の友達とかともくだらない話ばかりしていたのですが、20歳ぐらいのときから、だんだんと就活や将来など、会話が社会を意識したものになっていった。それまでは正直、役者も仕事という意識でやっていなくて、いつ辞めてもいいやって感じでした。でもそういう会話から変化があり、20歳ぐらいのときから、だんだんと“これは仕事なんだ”という意識に変わりました」と語る。

 それでも、秋好の口癖である“なりたい自分”というのは、子どものころから現在に至るまであまり意識したことがないという。「小学校のとき『仮面ライダーになりたいな』というのはありましたけれど、それはよくある話で…。ずっと将来の夢みたいなものはなかった。母親がオーディションを見つけて受けたら受かり、いまの道に進んだのですが、もしあれがなかったら、僕はいまニートだったと思います」と自嘲気味に笑う。

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