『とんかつDJアゲ太郎』マカオ国際映画祭正式出品 北村匠海から喜びコメント到着

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俳優の北村匠海が主演を務める映画『とんかつDJアゲ太郎』が、12月3日から開催される第5回マカオ国際映画祭のスペシャルプレゼンテーション部門に正式出品作品として招待され、海外プレミア上映されることが決まった。
【写真】コメディ・音楽・グルメが融合 北村匠海主演『とんかつDJアゲ太郎』場面写真
原案・イーピャオ、漫画・小山ゆうじろうによる同名ギャグ漫画を実写化した本作は、老舗とんかつ屋の三代目・勝又揚太郎が、とんかつもフロアもアゲられる男「とんかつDJ」を目指す姿をコミカルに描く。
今年で5回目となるマカオ国際映画祭は、12月3〜8日(現地時間)に開催される。過去に日本からは、矢口史靖監督の『サバイバルファミリー』、滝田洋二郎監督の『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』、三池崇史監督『初恋』などが招待されている。
本作が選出されたスペシャルプレゼンテーション部門は、世界の新しいエンターテインメント系の優れた作品として選ばれた約1000本の中から6本が特別上映されるもので、日本からは本作のみの招待となる。今年のマカオ国際映画祭は「A Celebration of Life & The Big Screen(生命と大スクリーンの祝宴)」を掲げ、劇場の最高の音響と巨大スクリーンでの映画鑑賞体験の魅力をテーマにしており、全67曲の最強プレイリストを誇る本作が海外の観客にその魅力を存分にアピールする場になりそうだ。
選考理由について、マカオ国際映画祭のアーティスティック・ディレクターであるマイク・グッドリッジ氏は「この映画に私たちが惚れたのは、独特な日本文化を取り入れた心温まるコメディでありながら、中国、マカオの観客の心もつかむと思うからです。若手キャストが一生懸命で、怒涛の音楽と美味しそうなとんかつ要素が何とも言えず魅力的にマッチしているからこそ、マカオ及び海外でヒットすると信じています」と語った。
海外映画祭への正式出品に関して、主演の北村は「マカオ国際映画祭に本作を選んで頂き光栄に思います。音楽という世界共通言語を通じて、この映画の良さが、国境を超えて広まって行くことがとても嬉しく思います。そして“JAPAN”の中心とも言える渋谷の今を切り取れた作品でもあります。アゲアゲなバイヴスが届くことを願っています」とコメント。
二宮健監督は「アゲ太郎が、マカオ国際映画祭で、ついに海外フェスデビューを果たします! とんかつDJは、フロアと豚肉に続き、マカオの地をアゲられるか!? この作品をマカオに招待して頂けること大変光栄に思います」と喜びをあらわにした。
映画『とんかつDJアゲ太郎』は全国公開中。