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『ソウルフル・ワールド』ピート・ドクターが明かす“全世代に愛されるポイント”とは

アニメ

『ソウルフル・ワールド』12月25日(金)ディズニープラスにて独占配信開始
『ソウルフル・ワールド』12月25日(金)ディズニープラスにて独占配信開始 (C)2020 Disney/Pixar.

 ディズニー&ピクサーの最新アニメ映画『ソウルフル・ワールド』が、ディズニープラスにて12月25日17時より配信開始となる。『トイ・ストーリー』公開から25年たってもなお愛され続けるピクサー作品。その秘訣を、監督のピート・ドクターが語った。

【動画】JUJU、「奇跡を望むなら…」ジャズ・アレンジを熱唱 『ソウルフル・ワールド』日本版エンドソング

 『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”、『インサイド・ヘッド』の“頭の中の世界”、『リメンバー・ミー』の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる世界を舞台に数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサー。同社はなぜ、どんなテーマを描いても全世代から愛されるのか。その理由は、世代によって楽しむポイントが違うことにあった。

 ピクサー特有のイマジネーションあふれる世界観の中でも、大人は作品に込められた“メッセージ”、子供は作品を“ビジュアル”で楽しむなど、世代によって注目するポイントがほとんど違う。日本だけでなく海外でも旋風を巻き起こした『トイ・ストーリー4』には、“誰にでも自分らしくいられる居場所がある”というメッセージが込められ、大きな決断を下すウッディとバズの予想を超える結末に大人は涙した。一方、不動の人気を誇るウッディとバズのほかにボー・ピープなど、フォークやモールで作られた新キャラ・フォーキーの登場とおもちゃたちが冒険するビジュアルに、子供たちは目を奪われた。

 『ソウルフル・ワールド』では、「夢は持たないとだめなのか?」「人生に目的は必要なのか?」など、“とげのある”深いテーマが描かれ、現代社会を生きる者として“心に刺さるメッセージ”だと反響を受けている。一方で、テーマパークを連想させるカラフルな生まれる前の魂<ソウル>の世界と、マスコットのようなかわいい22番というソウルのキャラクターを見て天真らんまんな動きや感情の変化を楽しむこともできる。

 監督を務めたピート・ドクターは「子供は頭が良いからキャラクターの表情を見て気持ちを汲み取ることができるんだ。だから、キャラクターの表情を分かりやすく見せることが楽しませる秘訣だよ。そして、大人は脳が刺激されるような体験をしたいと思っているから共感するテーマにこだわっているんだ。と明かした。このように、全世代が楽しめるようなポイントを作ることで、作品が愛され続けているのだ。

 本作は生まれる前の魂<ソウル>の世界を舞台に、“やりたいことなんて見つけられない、夢も必要ない!”と人間に生まれることを何百年も拒むソウルの女の子“22番”とプロのジャズピアニストになる夢をいちずに追い続ける音楽教師の“ジョー”が、奇跡の大冒険を繰り広げる。ピクサーの“感動作”には欠かせない存在であり、現在はチーフ・クリエイティブ・オフィサーとなったピート・ドクターが「23年の歳月をかけて製作した」と言う自信作だ。

 アニメ映画『ソウルフル・ワールド』は、12月25日17時よりディズニープラスにて独占配信。

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