セバスチャン・スタン初主演&名優ピーター・フォンダ最後の出演作公開

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『キャプテン・アメリカ』シリーズの俳優セバスチャン・スタンが初主演を務め、2019年死去した名優ピーター・フォンダの最後の出演作でもある映画『THE LAST FULL MEASURE(原題)』が、『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』の邦題で、2021年3月5日より全国公開となることが決定。併せて場面写真3点が解禁された。
【写真】ヘリから救助に向かうピッツェンバーガーの勇姿も『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』場面写真
本作は、ベトナム戦争の“知られざる英雄の真実”に迫る実話を基にした社会派作品。1966年4月、ベトナム戦争で多くの兵士たちの命を救うために命を捧げた空軍兵がいた。彼の名はウィリアム・H・ピッツェンバーガー。英雄としてたたえられるはずの彼の名誉勲章授与は、30年以上も却下され続けた。なぜ、英雄は歴史の闇に封印され続けたのか―。
主演は、『キャプテン・アメリカ』シリーズをはじめとするマーベル・シネマティック・ユニバース作品で“キャップ”の親友バッキー・バーンズ役を務めたセバスチャン・スタン。共演には、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート、サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリスら、オスカー受賞&ノミネートのハリウッドを支える豪華キャストが集結。また、昨年8月に惜しまれながらこの世を去った名優ピーター・フォンダの演技が見られる最後の出演作品となる。さらに、主人公の妻役で『ファンタスティック・ビースト』シリーズのアリソン・スドル、実在の空軍兵ピッツェンバーガー役に『戦火の馬』のジェレミー・アーヴァインと、次世代を担うスターたちも参加している。
監督は、リドリー・スコット監督作『白い嵐』の脚本で知られるトッド・ロビンソン。自らの脚本を基に、ベトナム戦争の知られざる英雄の真実を浮き彫りにしていく。
1999年、米空軍省のハフマン(セバスチャン・スタン)は、30年以上も請願されてきたある兵士の名誉勲章授与の調査を行うことになる。1966年のベトナム戦争下、空軍落下傘救助隊のピッツェンバーガーは、敵兵の奇襲を受け孤立した陸軍中隊の救助にヘリで向かうが、激戦のため降下できず、その身一つで地上に飛び降り、自らの命は顧みず負傷兵たちを救出していくが、ついに銃弾に倒れてしまう。ピッツェンバーガーに救助された退役軍人たちの証言を集め始めたハフマンは、名誉勲章の授与を阻み続けた驚くべき陰謀の存在に気付く。
場面写真は、ハフマンがウィリアム・ハート演じる退役軍人とベトナム戦争戦没者慰霊碑の前で真剣な面持ちで語り合う場面を捉えたカット。続いて、クリストファー・プラマー演じるピッツェンバーガーの父と握手を交わす場面。さらに、仲間たちが30年にわたって名誉勲章を求め続けた、ヘリから救助に向かうピッツェンバーガーの勇姿を捉えたカットも解禁となった。
映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』は、2021年3月5日より全国公開。