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バレンタインデーが消えた!? 消えた“1日”をめぐる『1秒先の彼女』予告&ビジュアル解禁

映画

 第57回金馬奨(台湾アカデミー賞)で、作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞の最多5部門を受賞したチェン・ユーシュン監督最新作『My Missing Valentine(英題)』が、邦題を『1秒先の彼女』として6月25日より公開されることが決定。予告編とティザービジュアルが解禁された。

【動画】念願のデートのはずが、バレンタインデーが消えた!? 映画『1秒先の彼女』予告編

 本作は、“消えたバレンタイン”をめぐって時間の流れが異なる男女が織りなす、オリジナリティ溢れるファンタジックなラブストーリー。映画『熱帯魚』や『ラブ ゴーゴー』で公開当時日本でも熱狂的な人気を誇ったユーシュン監督が、16年ぶりに映画製作に復帰し、20年前から温めていたという脚本を基にして作り上げた作品だ。

 郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋もパッとしないアラサー女子。何をするにもワンテンポ早い彼女は、写真撮影では必ず目をつむってしまい、映画を観て笑うタイミングも人より早い。そんな彼女はある日、ハンサムなダンス講師とバレンタインにデートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日で、バレンタインデーが消えてしまった。秘密を握るのは、毎日郵便局にやってきていた、常にワンテンポ遅いバス運転手のグアタイらしい。果たして、消えた“1日”を探すシャオチーがその先に見つけたものとは。

 予告編は、ヒロイン・シャオチーの紹介からはじまり、かけっこではいつもフライング、記念写真では目をつぶったものばかりと、人よりワンテンポ早い彼女のクスッと笑えるエピソードがテンポ良く映し出される。そして現在は30歳おひとりさまのシャオチーが、意中の男性から念願のバレンタインデートに誘われる…はずが、バレンタインデーが消えてしまい、しかも見覚えのない自分の写真まで見つかる展開に。

 映像の後半では、その秘密を握るワンテンポ遅いバス運転手のグアタイとシャオチーのほほ笑ましいやりとりが映し出され、最後は笑顔の2人が浜辺で寄り添う場面で幕を閉じる。果たして、バレンタインデーは何処へいったのか。グアタイの正体は。そして、人より「1秒先」へ突き進む彼女が見つけた大切なものとは。一筋縄ではいかない、思いもよらないラブストーリーを予感させる。

 ティザービジュアルは、 映画の重要なキーワードとなる“時間”を想起させる時計のような夕日を背景に、浜辺で寄り添う男女が描かれたカラフルなイラスト。その周りにはシャオチーとグアタイのキュートな写真が配置され、「急がなくても大丈夫、愛はゆっくりやってくる。」というコピーが添えられている。

 映画『1秒先の彼女』は6月25日より全国公開。

映画『1秒先の彼女』予告編

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