大塚明夫&田中真弓、猫とおじいちゃん役に TVアニメ『俺、つしま』今夏放送決定
猫たちのリアルな描写を描く漫画『俺、つしま』(小学館)が2021年夏にテレビアニメ化。声優の大塚明夫と田中真弓が、猫とおじいちゃん役で出演する。併せて、元野良猫の主人公・つしまが描かれたキービジュアルも公開された。
【写真】TVアニメ『俺、つしま』キャスト&キャラクタービジュアル
原作は、おぷうのきょうだいによる同名漫画。登場する猫たちのリアルなあるある描写や笑いを誘うエピソード、泣けるストーリーが話題を呼び、既刊3巻の累計発行部数は42万部に到達した。
猫好きな「おじいちゃん(女性)」が、ある日、道で出会ったのは、喋る(?)猫。ふてぶてしい元野良猫の名前は「つしま」。おじいちゃん家の先住猫である「ズン姐さん」や甘えん坊でビビリの「ちゃー」。一匹狼の地回り猫「オサム」たちと一緒にのんびり過ごすつしまとおじいちゃんたちの、シュールで猫愛溢れる日常が描かれる。
アニメの監督・脚本を務めるのは『ポプテピピック』の青木純、アニメーション制作は『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のファンワークスが担当する。
『ONE PIECE』の“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ、『攻殻機動隊 S.A.C.』のバトー、『バキ』の範馬勇次郎など、これまで数々の「強いキャラクター」を演じてきた大塚。本作では一転、かわいらしいキジトラの猫を演じることになり、「いやー楽しい♪♪ 猫ですよ猫! 勝手気ままでよし! パートナーは超ベテラン♪ 絡みは楽しい。話しも楽しい。原作も楽しい。60も過ぎたのにこんなに楽しくていいんでしょうか? ホントにありがたいことです。これあと30年くらいやりたいです」と歓喜。
一方、『天空の城ラピュタ』のパズー、『ドラゴンボール』のクリリン、『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィなど、男性役を演じることが多い田中が担当するのは“おじいちゃん”と呼ばれている猫好きのおばあちゃん役。田中は「“おじいちゃん”と呼ばれてしまうおばちゃんという役どころは、自分で言うのも何ですが、ピッタリだと思います。つしまさんは、カッコいいです。おじいちゃん役のお婆ちゃんである私も“おじいちゃん”同様つしまさんが大好きです」とコメントしている。
テレビアニメ『俺、つしま』は、2021年夏放送。