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ディズニー5年ぶり劇場短編『あの頃をもう一度』、3.5『ラーヤと龍の王国』と同時上映

アニメ

 ディズニー・アニメーション・スタジオの新作劇場用短編映画としては5年ぶりとなる『あの頃をもう一度』が、3月5日から全国公開される『ラーヤと龍の王国』と同時上映されることが決まった。

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 本作の舞台は、音楽やダンスでにぎわう活気ある都会の街。ダンスが好きな年配の男性と、心はまだまだ若いが年老いた彼の妻は、ある夜、不思議な雨に導かれ、ダンスをする喜びを再び思い出す。そして、その喜びが彼らを若い頃の姿へと変えてゆくのだが…。

 解禁されたビジュアルには、今にも笑い声が聞こえてきそうなほど楽しそうに踊る若いカップルの姿が描かれている。一方、雨に濡れた路面には笑顔で踊る老夫婦の姿が写された、幻想的なビジュアルとなっている。

 監督は、『ベイマックス』(2014)でヘッド・オブ・アニメーションを務めたザック・パリッシュ。制作指揮監督はジェニファー・リー、製作はブラッド・シモンセンが務める。楽曲は『キャプテン・マーベル』(2019)の作曲家パイナー・トプラクが担当し、1960年代中盤を思い起こさせるオリジナルのファンクやソウルの音楽で本作を鮮やかに包み込む。

 劇中でダンスを通して人生の輝きを表現する2人のダンスパフォーマンスは、歌手のジャスティン・ビーバーやビリー・アイリッシュとのコラボレーションや、今やアジアのみならず世界的人気グループとなったBTSの振り付けでもその名を知られ、数々の受賞歴を持つ夫婦ダンサーのケオネ&マリ・マドリッドが担当している。

 パリッシュ監督は「ケオネとマリの二人と一緒に作ることが、この映画を機能させるためのカギでした」と語っており、2016年にケオネとマリが披露した老夫婦になりきったダンス映像を見たことが本作のアイデアを大きく膨らませたことも明かした。また、「事物が変化し年老いてゆく中で、人はどんな風に今までとは違う目で世界を見るようになるのだろうか、と私は考えはじめたのです」と本作誕生のきっかけを語る。

 短編アニメ映画『あの頃をもう一度』は、3月5日より『ラーヤと龍の王国』と同時上映。ディズニープラスにて6月より配信予定。

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