『泣くな研修医』木南晴夏が初の外科医役に挑戦 野村周平、柄本時生、恒松祐里は研修医に

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GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐が主演を務めるドラマ『泣くな研修医』(テレビ朝日/4月より毎週土曜23時)に、追加キャストとして、木南晴夏、野村周平、柄本時生、恒松祐里が出演することが発表された。
【写真】白濱亜嵐、主演ドラマ『泣くな研修医』で初の医師役
本作は、現役外科医・中山祐次郎の小説デビュー作にしてベストセラーの『泣くな研修医』(幻冬舎文庫刊)が原作の青春群像劇。これまでの医療ドラマであまり描かれることがなかった、医師でありながら何もわからない研修医たちのリアルを描くと共に、現代の医療界が抱える問題も映し出していく。白濱が、押し寄せる傷ついた患者たちを前に無力である現実に葛藤しながらも、同僚と共に成長していく主人公・雨野隆治を熱演する。
今回発表されたのは、そんな雨野を取り囲む先輩外科医と研修医仲間のキャスト。木南が演じるのは、雨野を指導する先輩の消化器外科医・佐藤玲役。玲は外科医として10年のキャリアを持つ優秀な医師で、雨野ら研修医を厳しく指導する一方、10年前の研修医時代には当時胃がんを患っていた母親を献身的にサポートするなど熱い一面を持っている。
外科医役は今回が初挑戦となる木南は「医療ドラマが大好きなのですが、私自身はこれまで患者か看護師役しか経験がなかったんです。今回が初めてのお医者さん役で、しかも一番やってみたかった外科医だったので、すごく嬉しいです」と喜びを語る一方、「今、医療指導で所作を教えていただいているのですが、難しくて…。できれば一回研修医の役を挟みたかったです(笑)」と役作りの苦労も語った。
そして、雨野の研修医仲間を演じるのは、野村、柄本、恒松。野村は、総合病院の跡取りで、お坊ちゃん育ちの川村蒼役。川村は将来が決められているため夢もなく合コン三昧の一方で、その裏にはある葛藤も抱えている。野村は「やるからには、このドラマを通して見てくださる方々の『医者』という職業観がいい意味で変わるような、深いドラマになればいいなと思いますし、また、研修医の時期はものすごく大変で皆さん相当な努力の上で一人前のお医者様になられているんだということも伝えていければと思っています!」と意気込む。
柄本は、研修医の中で唯一サラリーマン経験者の年長者・滝谷すばる役。滝谷は3年間社会人を経験した後に医師となった異色の経歴の持ち主で、素直すぎる人のいいキャラクター。柄本は「僕は役のことを深く考えちゃうとわけがわからなくなっちゃうので(笑)、現場の空気を大切にして演じていけたらなと思っています」と抱負を語り、初共演の白濱については「本読みの時に野村周平くんと僕がしゃべっているところにわざわざ来てくれて、しゃべってくれたんですよ! すごい心の優しい人」と評している。
恒松は、優等生キャラのクールな研修医、中園くるみ役。勝気でクール、目指すは花形の外科医というくるみを、魅力たっぷりに演じる。恒松は「(くるみは)隆治の不器用さに呆れるんですが、次第にその一生懸命さに心打たれたり、同期たちとの関係を深めていく中で、だんだん自分の弱さも見せられるようになっていって…。回を重ねるにつれ、人間としても成長していけたらいいですね」と語っている。
土曜ナイトドラマ『泣くな研修医』は、テレビ朝日系にて4月より毎週土曜23時放送。