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「何が起こったのか分からない」驚きのスピードアクション 『るろうに剣心』“死闘”の撮影現場に潜入

映画

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』より
映画『るろうに剣心 最終章 The Final』より(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

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新田真剣佑

 和月伸宏の人気コミックを原作とし、主演・佐藤健、監督・大友啓史のコンビで映画化された『るろうに剣心』シリーズ。原作におけるクライマックスを描く『るろうに剣心 最終章 The Final』と、原作スタート時の前日譚、剣心が“人斬り”だった時代を描く『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が連続公開となる。今回、クランクイン!では『The Final』の撮影現場に潜入。そこで見たのは「これが『るろうに剣心』のアクション撮影か」と驚かせられるほどハードなアクション撮影現場だった。

【写真】驚きのハード&スピードアクション “剣心”佐藤健vs“縁”新田真剣佑、死闘の撮影現場

■「何が起こったのかよく分からない」圧巻のスピード感

剣心vs縁の“死闘”の場面 映画『るろうに剣心 最終章 The Final』より (C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
 2019年3月29日。この日、都内・東宝スタジオで取材陣に公開されたのは『The Final』のまさに“ファイナル”。剣心の最大にして最恐の敵となる、雪代縁との死闘の場面だ。スタジオに組み上げられた建物のセットの中では、多くのスタッフが準備を進めている。細部までリアルに作り込まれ、さながら本物の歴史的建物のようなその空間は決して広くはなく、しかしスタッフの数は驚くほど多い。その理由は、撮影が始まってすぐに分かる。

 スタートの合図とともに、新田真剣佑演じる縁が佐藤演じる剣心に斬りかかった…と思いきや、セットの壁に向かって剣心が吹き飛ばされていた。ほんの一瞬の出来事。目の前でモウモウと舞い上がる土煙、バラバラと崩れ落ちていく壁のレンガ…掛かるカットの声。

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』メイキングカット (C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
 「何が起こったのかよく分からない」。それほどのスピード感。息をのんで見つめていた取材陣がぼうぜんとしているのが感じられる。これが『るろうに剣心』のアクション撮影か、と驚かせられた。

 セットを直し、再度同じシーンを撮影する。崩れた壁を1つ1つ修復していく美術スタッフたち。同じセット内には、スタートを静かに待つ佐藤が。本作が、剣心の過去と因縁を清算するような重い内容というのもあるのだろうか、少し痩せ、精かんな雰囲気が漂う。誰とも話さず、ただ静かに立って集中している姿が印象的だった。

映画『るろうに剣心 最終章 The Final』より (C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
 一方、新田は対照的。カットの後、彼が近寄って行ったのは、アクション監督の谷垣健治。刀を振るアクションについて、谷垣と細かく確認をしては何度もその場で繰り返す。幼い頃から空手などのスポーツに長け、アクションにも定評がある新田。力強い存在感は、極限まで“削ぎ落とした”雰囲気の佐藤とはまた対照的だ。

 準備が終わり、再度同じシーンが撮影される。またも吹き飛ぶ佐藤、崩れ落ちる壁…撮影がいかにハードかが、短時間の現場潜入でも嫌というほど理解できた。

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