『るろうに剣心最終章 The Final』特別映像　超絶アクションの舞台裏を公開

映画

公開日：2021/4/30 18:00

【動画】『るろうに剣心最終章 The Final』アクショントレーニング映像

　和月伸宏の漫画『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』（集英社ジャンプコミックス刊）を実写化した映画『るろうに剣心』シリーズは、激動の幕末を戦い抜き、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられながら、新時代の幕開けとともに斬れない刀＝逆刃刀＜さかばとう＞を持ち、仲間たちと穏やかな生活を送る伝説の男、緋村剣心の生き様を描いてきた。本作はその最終章となる。

　本作最大の魅力である超絶アクションのほぼ全ては、俳優自ら演じている。数々の死闘を繰り広げてきた主人公・緋村剣心役の佐藤は、＜逆刃刀＞を使用した、全身を使った華麗なアクションを披露。それはまるで、剣の速さ、身のこなしの速さ、相手の動きの先を読む速さという3つの速さを最大限に生かした剣心の得意とする「飛天御剣流」を見ているかのようだ。

　本作では、剣心のすべてを奪い破壊をもくろむ雪代縁役に新田が参戦。縁と斎藤一（江口）が列車内でにらみ合い、警官たちを次々となぎ倒していく、度肝を抜く一連シークエンスも映し出される。縁の人間離れした強さと破壊力を体現した新田の身体能力で繰り広げられる強力なパンチや回し蹴りといったパワフル＆スピーディーな中国拳法、殺意むき出しの壮絶なバトルが繰り広げられる。

　ほかにも、驚異の腕力で敵をたたき伏せる相楽左之助役の青木や、男性キャストと肩を並べ、バク転などを交えた俊敏で軽やかなアクションを魅せる巻町操役の土屋、得意の剣を次々と振りかざし攻撃する隙を与えず、圧倒的な力差を見せつける斎藤一役の江口など、本作のアクションを確固たるものにするため、トレーニングに励む様子が収められている。

　本作のアクション撮影について佐藤は「このシリーズには特別な想いがありますし、今回は剣心にとって間違いなく最も重要なエピソードですので、自分のすべてを捧げる決意で臨みました。シリーズで一番迫力のあるものにしたいと考えた時、“潔い”アクションシーンにするべきではないかというのが僕の想いでした。洗練されたアクションだけを濃密に凝縮して見たことのないものを作りたいと、大友監督とアクション監督の谷垣さんと、現場でゼロから作り上げていきました」とコメントしている。

　映画『るろうに剣心最終章 The Final』は公開中。