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櫻坂46・日向坂46、合同ライブで“改名前楽曲”を披露 会場は一面“緑色”に<W-KEYAKI FES. 2021>

エンタメ

「W-KEYAKI FES. 2021」3日目 櫻坂46&日向坂46合同ライブ
「W-KEYAKI FES. 2021」3日目 櫻坂46&日向坂46合同ライブ 写真:上山陽介

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 櫻坂46と日向坂46が9日〜11日に合同ライブ「W-KEYAKI FES.2021」を山梨県の富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催。最終日となる11日には、両グループが合計23曲をパフォーマンス。ラストには共に改名前の楽曲「W-KEYAKIZAKAの詩」を披露。会場はサイリウムで緑色に染められ、大団円を迎えた。

【写真】櫻坂46・日向坂46合同ライブ「W-KEYAKI FES.2021」1日目〜3日目ライブフォト集(32枚)

 初日は櫻坂46、2日目は日向坂46が盛り上げた合同ライブ。最終日は、櫻坂46が改名前の“欅坂46”として、日向坂46が“けやき坂46”として出演した「欅共和国2018」以来、約3年ぶりのコニファーフォレストでの共演となった。

 オープニングSEに合わせメンバーが次々登場し、休養中の日向坂46・小坂菜緒を除くメンバーが集結。菅井は「W-KEYAKI FES、3日目始まりました!」と元気よくあいさつした。

 自己紹介後に「私たち、ここで3年前に一緒にライブをさせてもらってて。それから新しいメンバーも入ってきたけど、また、こんなに早く一堂に会することができるとは思っていなかったから。とにかくうれしいです!」と喜んだ櫻坂46キャプテン・菅井友香。

 日向坂46キャプテン・佐々木久美は「本当にずっと楽しみにしていて。いつかは合同でライブとかをやらせていただけたらいいなと思っていたんですけど、まさかこんな早い段階でご一緒させていただけるとは思っていなかったので。たぶん、(観客の)皆さんよりも、私、楽しみだと思います」と語り、笑いを誘った。

 また、5月に活動休止、合同ライブで復帰した櫻坂46の尾関梨香や、日向坂46の佐々木美玲も観客へあいさつ。休養中の小坂についても、佐々木久美が「この場にはいないんですけど、きっと、こさかな(小坂)もこの配信を見てくれているので。こさかなの気持ちも乗せて、私たちも頑張りたいと思います」とメッセージを送った。

 本編のパフォーマンスは、櫻坂46の「それが愛なのね」「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」からスタート。MCでは、10日に20歳の誕生日を迎えた櫻坂46・森田ひかるが“20歳になって初めてのライブ”へ参加したのを記念し、櫻坂46のメンバーが「ハッピーバースデー」を大合唱。バトンタッチした日向坂46の「ドレミソラシド」「ソンナコトナイヨ」へと続いた。

 幕間でトークを繰り広げながら、代わる代わる2曲ずつ楽曲を披露していく両グループ。櫻坂46は「Plastic regret」「偶然の答え」「ブルームーンキス」をはじめ、一丸となり情熱的なパフォーマンスを披露。日向坂46はデビューシングル「キュン」や「青春の馬」「君しか勝たん」など、チームワーク溢れるパフォーマンスを見せた。

 MCでは、菅井と佐々木久美がキャプテンとしてお互いのグループへの印象を語った。

 日向坂46全員で、1日目の櫻坂46のライブを鑑賞したという佐々木久美は、ライブ中に霧がかかっていた天候も「それもすごくモノにしているというか、カッコ良くて。みんな、(手を力強く振る)感じで見ていました」と櫻坂46への印象を吐露。一方、日向坂46のライブを鑑賞した菅井は、快晴だった天候に「日向坂だからこそこんな快晴になったんだな」と感想を語った。

 終盤、櫻坂46の改名後デビューシングル「Nobody’s fault」を皮切りに、ノンストップで交互にパフォーマンスを展開。日向坂46の「キツネ」や櫻坂46の「Buddies」に続いて流れたのは、けやき坂46時代から歌い継がれる日向坂46の「NO WAR in the future 2020」。櫻坂46の「BAN」が終わり、日向坂46は改名前から歌い継ぐ楽曲「誰よりも高く跳べ!2020」を歌い上げた。

 その後、ステージ上では再び両グループのキャプテンが立ち、合同ライブの感想を語り合った。

 佐々木久美は「3年前にこのステージに立たせていただいたときは、“出させていただいてる”という気持ちでやっていた」と回想。「今回また、そのとき一緒にやっていたゆっかー(菅井)とか、櫻坂さんたちと一緒にこの舞台に一同に会することができて。3年前は全然想像してなかった。こういう風に同じステージに立たせていただけるなんて思っていなかったので。全然違う方向に進んでいる、方向性は違うグループになったけど、またこうして坂道グループとして、このステージに立たせていただいてるというのは本当にありがたいことだなと、今日ライブをして、改めて思いました。」と語った。

 菅井は「同じ欅坂から、ひらがなけやき(けやき坂46)と漢字欅(欅坂46)として頑張ってきたけど、根っこは同じで、お互い改名したけど、こうやって一緒の時間を過ごせて」と佐々木久美へ語りかけ、「私たちは(欅坂46結成から)約6年だけど、お互いのグループに、それぞれのグループにしか分からないつらい時期とか、大変な波とかもあったと思うんだけど、そういうのを乗り越えて、こうしてまたみんなで集まれて感無量だし、どんなときもサポートしてくださった皆さんがいらっしゃるからだなと思って、感謝の気持ちでいっぱいでした。ありがとうございます」と振り返った。

 ステージへ両グループのメンバーが集結し、日向坂46の加藤史帆や櫻坂46の松田里奈も感想を語り、ラストには両グループ合同で「W-KEYAKIZAKAの詩」を披露した。

 櫻坂46、日向坂46メンバー共に、サイリウムを欅坂46のグループカラーだった“緑色”にして歌唱。観客も同じ色となり、会場全体が“緑一色”に。歌い終えてステージへ戻ったメンバーがあいさつをすると、上空に花火が打ち上げられ、3日間にわたる合同ライブは大団円を迎えた。

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