藤岡弘、『スーパーヒーロー戦記』出演 「子供たちを失望させないように」後輩ヒーローにエール
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俳優の藤岡弘が12日、都内で開催された仮面ライダー50周年×スーパー戦隊45作品記念 Wアニバーサリー作品『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』完成報告イベントに、内藤秀一郎、駒木根葵汰、鈴木福とともに出席。仮面ライダー1号役で本作に出演していることが明らかになった藤岡は「子供たちを失望させないように、心して」と後輩たちに笑顔でエールを送った。
【写真】トキワ壮から登場した藤岡弘、後輩ヒーローにエール 『スーパーヒーロー戦記』完成報告イベントの様子
本作は、《令和仮面ライダー》2作目『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系)と、スーパー戦隊シリーズ45作目『機界戦隊ゼンカイジャー』(同)が、シリーズの垣根を超えて共闘する姿を描く。
『仮面ライダー』の原作者である石ノ森章太郎さんが暮らした聖地・トキワ壮から登場した藤岡は、石ノ森さんとの思い出を聞かれると「『仮面ライダーは、先生、いつ死ぬんですか?』と私が尋ねたら、笑いながら『仮面ライダーは永遠に死なないんだよ』と。これが私の中で、心に焼き付いております」とにっこり。
ヒーローの先輩として、仮面ライダーセイバー/神山飛羽真役の内藤と、ゼンカイザー/五色田介人役の駒木根へのエールを求められると、「これから、世界・未来を背負っていく子供たちを失望させないように、心して。そういうことをいつも背負いながら、やっぱりヒーローに取り組んでもらいたい」と語りかけた。大先輩からの言葉を受けた内藤は「今の言葉を絶対に忘れないで、自分の役者人生に、生かせていけたらなと思いました」と答えていた。
一方、小学1年生の頃に初めて藤岡と対面したという鈴木は「初めてお芝居で共演させていただけるのが、10年後。今こうやって大好きな『仮面ライダー』『スーパー戦隊』の作品で共演させていただけて、本当に嬉しいです」と感慨深げ。藤岡は「すくすくと成長してね、こんな立派になっちゃってね。『仮面ライダー』を求めてこの映像界に来たんだなと思って、本当に今も嬉しくて感動しているんです」と鈴木の成長ぶりに目を細めた。
映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』は、7月22日より全国公開。