上白石萌歌、10代最後の夏を捧げた『子供はわかってあげない』新場面カット解禁
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女優の上白石萌歌が主演する映画『子供はわかってあげない』より、上白石演じる主人公・美波のひと夏の始まりと終わりを感じさせる、新たな場面写真が解禁された。
【写真】水遊びをしてはしゃぐ姿も 『子供はわかってあげない』上白石萌歌の新カット
本作は、高校生のひと夏の冒険を描く青春映画。原作は田島列島による同名の人気漫画で、映画『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督が初めて漫画原作の作品に挑んだ。主人公・美波役を上白石、相手役のもじくんこと門司役を細田佳央太が演じるほか、美波が幼い時に離婚し行方が分からなくなってしまった実父の友充役に豊川悦司、もじくんの兄でストーリーの鍵を握る探偵役に千葉雄大、美波の母親・由起役に斉藤由貴、美波の育ての父には古舘寛治と、実力派キャストが集結している。
高校2年、水泳部女子の美波はある日、書道部男子のもじくんとの運命の出会いをきっかけに、幼い頃に別れた父親の居所を探しあてる。何やら怪しげな父にとまどいながらも、海辺の町で夏休みをいっしょに過ごすが…。
解禁された場面写真は3枚。美波の実父・友充(豊川)と友充の近所に住むじんこちゃん(中島琴音)と3人で水遊びをする夏を感じさせる1枚や、もじくん(細田)との会話でひと夏の冒険が始まりそうな、気づきのある表情をする美波を捉えたもの、そして物思いにふけるように浜辺に座り、夏の終わりを感じさせる切ない表情を浮かべている美波を写したもの。ひと夏のはじまりから終わりを感じさせるようなさまざまな表情を浮かべる美波の姿を切り取っており、かけがえのない時間を経て少女が成長する物語としても期待が膨らむ場面写真となっている。
沖田監督は「上白石さんにとって10代最後の夏に(本作のために)髪を切らせ、あり得ないくらい日焼けをさせ…大変なことをしていたんだと思います。でも彼女にとって大事な1本になったらいいな、それが美波だったらいいなという想いでお願いしました」とコメント。これに対し上白石は「10代最後の夏、すべての想いをこの作品に込めました」と話し、互いに本作に対する強い思いを明かしている。
映画『子供はわかってあげない』は8月20日より全国公開。8月13日よりテアトル新宿にて先行公開。