『子供はわかってあげない』劇中アニメの声を富田美憂、浪川大輔らが担当 映画では観れない特別映像解禁
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女優の上白石萌歌が主演する映画『子供はわかってあげない』より、劇中アニメ『魔法左官少女バッファローKOTEKO』の映像が解禁となった。富田美憂の歌声に乗せたエンディングまで含まれる、映画本編では見られない特別バージョンとなっている。
【動画】富田美憂が声を担当 映画『子供はわかってあげない』劇中アニメ【魔法左官少女バッファローKOTEKO】本編映像&ED
本作は、高校生のひと夏の冒険を描く青春映画。原作は田島列島による同名の人気漫画で、映画『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督が初めて漫画原作の作品に挑んだ。主人公・美波役を上白石、相手役のもじくんこと門司役を細田佳央太が演じるほか、美波が幼い時に離婚し行方が分からなくなってしまった実父の友充役に豊川悦司、もじくんの兄でストーリーの鍵を握る探偵役に千葉雄大、美波の母親・由起役に斉藤由貴、美波の育ての父には古舘寛治と、実力派キャストが集結している。
『魔法左官少女バッファローKOTEKO』は、上白石演じる主人公の美波と細田演じるもじくんがお互いに好きなアニメ。このアニメをきっかけに、2人の距離は縮まっていくことになる、実は本作では重要なキーとなる劇中アニメだ。
注目すべきは、単なる劇中アニメの枠を飛び越えた豪華声優陣。KOTEKO役に富田美憂、セメント伯爵役に浪川大輔、モルタル役に櫻井孝宏、コンクリ太郎役に鈴木達央、聖徳太子様役に速水奨と、日本を代表する声優陣が顔をそろえている。
沖田監督もこの劇中アニメにかなりのこだわりを持っていたようで、架空のWikipediaまで独自に作成し、本編では描かれていない1話分すべての台本を書き起こしていたという熱の入れようだったという。
KOTEKOを演じた富田は「是非表情豊かなKOTEKOに癒されていただきたいです」、セメント伯爵を演じた浪川は「みんなの力を貸してくれ!映画、観てくれ!」と熱いコメントを寄せている。
今回公開された映像でも聴くことができる富田の歌うオープニング/エンディング曲も収録された映画オリジナル・サウンドトラックが、各種ダウンロード、ストリーミングサービスにて配信中。本作の音楽を担当したのはソロユニット“agraph”としても活躍しながらドラマや映画などさまざまな作品で音楽を担当し、最近ではテレビアニメ『チェンソーマン』の音楽を担当することも発表され話題の牛尾憲輔。沖田監督とのタッグが『モリのいる場所』以来二度目となる牛尾の音楽は、美波ともじくんのひと夏をみずみずしくもセンチメンタルに彩っている。
映画『子供はわかってあげない』は、8月20日より全国公開。8月13日よりテアトル新宿にて先行公開。