『TOKYO MER』、桂文珍が日曜劇場初出演 老獪な政界のドン役に「最低のおっさんですわ(笑)」
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落語家の桂文珍が、8月1日放送のドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系/毎週日曜21時)第5話より、大物政治家役で日曜劇場初出演。桂は傲慢で老獪な政界のドンにふんし、“TOKYO MER”の正式認可にさらなる暗雲が立ち込める。
【写真】大物政治家役を演じる桂文珍 『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第5話より
重大事故、災害、事件の現場に駆けつけ、命を救うために危険な現場に勇猛果敢に飛び込んでいく救命救急チーム“TOKYO MER”の活躍を描く本作。
第5話では、喜多見幸太(鈴木)の妹・喜多見涼香(佐藤栞里)と妊婦を乗せたエレベーターが火災により急停止する。そこには、厚生労働省の官僚であり医師でもある医系技官の音羽尚(賀来賢人)も、大物政治家・天沼夕源(桂)と共に乗り合わせており、やがて、煙が充満し酸欠状態のエレベーターで妊婦の容態が急変。炎上間近のエレベーターで音羽は究極の選択を迫られる一方、喜多見らTOKYO MERのメンバーたちが決死の救出劇に挑む姿が描かれる。
そんな第5話から登場するのが、2010年に紫綬褒章を受章し、昨年芸歴50周年を迎えた落語界のレジェンド・桂。日曜劇場初出演となる桂は、「TOKYO MER」に正式認可を与えたくない厚生労働大臣・白金眞理子(渡辺真起子)の後ろ盾であり、政界のドンと呼ばれる傲慢で老獪な与党幹事長・天沼夕源役を演じる。
闇献金を受け取っていたことがバレそうになり、喜多見たちが勤務する東京海浜病院に雲隠れしていた天沼幹事長。音羽を付き従え病院内を移動する中、乗り込んだエレベーターが火災により急停止する事態に。やがて、同乗していた妊婦の容態が急変したにも関わらず、自身の救出を最優先するよう音羽にプレッシャーを与える天沼。“官僚”として天沼の救助を優先するか、“医師”として妊婦のオペを優先するか―絶体絶命の状況下で、音羽がどのような選択をするのか、TOKYO MERの決死の救出劇がどのように繰り広げられるかに注目が集まる。
本作を「毎話スケールも大きく、テンポよく展開していくので1話からとても楽しく拝見していました」、そして「TBSの看板番組に出演できてうれしいですわ」と語る桂。自身が演じる天沼については、「こんなずるがしこい人間では幹事長になれんやろうと思うような、最低のおっさんですわ(笑)」と評し、「冷静ではあるけれど、興奮すると語尾が関西弁になってしまう。そこが天沼の面白いところ。そういう点は分かりやすくて面白い!」とコメント。そして、「5話以降も楽しみにしていただけるとありがたいと思っております」と意気込みを語った。
日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第5話は、TBS系にて8月1日21時放送。
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