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佐藤健、役者志したきっかけは『トリック』  阿部寛との共演は「かけがえのない時間」

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映画『護られなかった者たちへ』の完成披露試写会舞台あいさつに登壇した(左から)佐藤健、阿部寛
映画『護られなかった者たちへ』の完成披露試写会舞台あいさつに登壇した(左から)佐藤健、阿部寛 クランクイン!

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 俳優の佐藤健が15日、都内で実施された映画『護られなかった者たちへ』の完成披露試写会舞台あいさつに阿部寛、清原果耶、緒形直人、吉岡秀隆、倍賞美津子、瀬々敬久監督と共に登壇。仲間由紀恵と阿部寛がタッグを組んだ人気ミステリーコメディドラマ『トリック』(テレビ朝日系)が「好きすぎて、それがきっかけで役者になりたいと思った」と明かした。

【写真】11年ぶりに阿部寛と共演 佐藤健が思いを語った『護られなかった者たちへ』舞台あいさつ

 本作は、東日本大震災から10年目の仙台を舞台にしたヒューマン・ミステリー。全身を縛られたまま放置され、“餓死”させられるという不可解な殺人事件が相次いで発生。被害者はいずれも、人格者として知られた人物だった。捜査線上に浮かんだのは、別の事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤)。刑事の笘篠(阿部)は、利根と被害者たちとの接点を見つけ出し彼を追い詰めていく中、事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく。

 佐藤は、阿部との11年ぶりの共演について「阿部さんは阿部さんですね。11年前に初めてお会いしたときから阿部さんでした」とニッコリ。「僕は、『トリック』が好きすぎて、それがきっかけで役者になりたいと思ったくらいの作品。(日本科学技術大学の教授・上田次郎役の阿部と)『トリック』で初めてご一緒させてもらったんですけど、(劇場版での出演を)堤(幸彦)監督に直談判した。そこで初めて阿部さんとご一緒した。僕の目の前で阿部さんが演じている姿は、今でも鮮明に覚えている。それくらいかけがえのない時間だった。そんな阿部さんと、今回この作品で、さらに深まった役柄でご一緒できて非常にうれしい」と喜んだ。

 阿部は「佐藤さんがいろいろやっている仕事ぶりをテレビや映画を通して見ていた。集中力や責任がすごくあって、僕は刑事の役なので、佐藤さん演じる利根という人物を見ながら役作りした。全て佐藤さんに委ねてやっていた。非常に集中力のあるすばらしい役者さん」と褒め称えた。

 阿部はまた、雨の中、後輩刑事役の林遣都と一緒に佐藤を追いかけるシーンを振り返って「30年ぶりに全速力で走った。1日で終わると思ったら2日間あった。1本200〜300m走る。まぁ本当に大変でした。そこから半年間、足痛かったですね」と告白。「たぶん筋を痛めたんですね」と笑っていた。

 倍賞は、佐藤とうどんを食べるシーンを振り返って「すごく食べてましたよね。『そんなに食べて大丈夫なの?』というくらい食べていた」と目を丸くすると、佐藤は「たぶん10人分ぐらい食べた。おいしかったんで」と大食いっぷりを明かした。

 映画『護られなかった者たちへ』は10月1日より全国公開。

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