『スパイラル:ソウ オールリセット』公開前必見の解説映像 映画評論家から重要キーワードが
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人気スリラー映画『ソウ』シリーズの“完全なる新章”となる映画『スパイラル:ソウ オールリセット』より、過去の『ソウ』シリーズや本作の見どころなどを解説する特別映像が到着した。
【動画】サミュエルがお得意のセリフを披露するシーンも! 『スパイラル:ソウ オールリセット』解説映像
2004年に誕生した映画『ソウ』シリーズの精神を受け継ぎつつ、過去シリーズを完全に刷新し、新たな進化を遂げた“完全なる新章”となる本作。過去シリーズと関係する登場人物は一新され、ジグソウの後継者を巡る物語をリセット。全く新しい“ジグソウをしのぐ猟奇犯”が現れる。
主演と製作総指揮を務めるのは、“ソウフリーク”として知られるクリス・ロック。そのほか、マックス・ミンゲラ、マリソル・ニコルズ、そしてハリウッドの怪優サミュエル・L・ジャクソンが共演する。さらに『ソウ2~4』の監督を務め、ジェームズ・ワン&リー・ワネルが創造した『ソウ』の世界観を拡張した“シリーズ育ての親”ダーレン・リン・バウズマンが監督を務めるなど、『ソウ』を知り尽くし、愛し続けた者たちが集結することとなった。
今回解禁されたのは、映画評論家の松崎健夫氏と氏家譲寿(ナマニク)氏が登場し、『ソウ』シリーズについてや、最新作の見どころを解説していく特別映像。
冒頭で過去の『ソウ』や『ソウ 2』の映像が流れた後、氏家氏が「『ソウ』シリーズはバスルームで目覚めた会ったこともない2人の男が、6時間以内に相手を殺すか2人とも死ぬかというゲームを強要される内容が衝撃的で、世界的に大ヒットしてシリーズ化された作品です」、松崎氏が「ホラー映画のアイコン的なジグソウという新しいキャラクターを生み出し、それは2000年代を代表する一つのキャラクターとなった」とこれまでのシリーズを説明。
続けて新章となる本作が、地下鉄で発生した警察官の猟奇殺人事件をきっかけにストーリーが展開されていくこと、それは“ジグソウを凌駕する猟奇犯”が仕掛けた、ターゲットがすべて警察官という新たなゲームの始まりであることが明かされる。そして猟奇犯が仕掛ける数々のトラップの一部や、クリス演じるバンクス刑事らが翻弄される姿が映し出される中、松崎氏が「猟奇犯のメッセージの声が、聴き覚えのあるジグソウのものではない。今作の猟奇犯はジグソウではないと映画の中で巧妙に明かしている」と重要な発言をする場面も。
さらに氏家氏が「リアリティのある拷問ガジェットで執行されるデスゲームが連続します。観た事のないショッキング映像でドキドキ、ゾクゾク感がたっぷりです! 新しい観客も、『ソウ』シリーズのファンも充分楽しめる内容になっている」とコメント。終盤では名優サミュエル・L・ジャクソンが登場して得意のセリフを披露する場面も映し出されており、見どころが詰まった特別映像となっている。
また今回、バウズマン監督からのコメントも到着。「ぼくたちは、ファンが何を求めているのか、続編に何を期待しているのか分かっている。だから、いつもみんなの予想の裏をかいて、一歩先にいるようにしているんだ。なんていうか、ファンとゲームをしている感覚かな。みんなの知恵がぼくらに勝つか、また 今回もぼくたちがみんなを欺くことができるか、問題はそこだけだよね」と、本作を作るうえで心がけている点を明かしている。
映画『スパイラル:ソウ オールリセット』は9月10日より全国公開。